12/31/2020

私的2020年音楽作品番付 アルバム編 <邦楽>

 忙しすぎてほとんど新作を聞いていない・・・。

衝撃度は横沢さん、聞いた頻度はラブリーサマーちゃん。


1. 横沢俊一郎 / 絶対大丈夫

歌詞もサウンドもクセは強い、が、ここまで聴きやすいのは恐ろしいほどにピュアなメロディー故だろう。折坂悠太を初めて聞いた時のような(それこそ)"絶対大丈夫"感と、宮沢正一を初めて聞いた時のような神々しさを合わせ持つ、不思議なアルバム。


2. ラブリーサマーちゃん / THE THIRD SUMMER OF LOVE

ラブリーサマーちゃんが好きなものを爆発させている。ブリグリがしっかり評価されるべき2021年への架け橋。本当に聴き心地がいい。


3. ayU tokiO/SaToA / みらべる

大好きな2組が今時珍しいスプリット盤を出した。それだけでたまらないのであるが、特にSaToAの楽曲が素晴らしい。この前有線でも掛かっていた。SaToAは売れるかもしれない。


4. RYUTist / ファルセット

ただでさえ前作から間が空いているのに、コロナの関係で発売延期で相当に発売が待たれていた作品。しかしその分内容はパーフェクトである。そして少しだけ大人っぽくなった。


5. GEZAN / 狂(KLUE)

同郷という親しみがありながらもいまいちハマらなかったGEZANであるが、今作はグっと心にきた。大きくサウンドは変わり、バンドというよりはマヒトゥさんのボーカルがかなり強くフィーチャーされたソロのようなアルバムであると感じる。


6. 小山田壮平 / OH MY GOD

レジェンド化してしまったのに全く気負いもなくさらっとリリースされたアルバム。「Is This It」からもう20年になるが、この手のサウンドに日本語詞を綺麗に載せられるのは未だこの人しかいない。


7. BBHF / BBHF1 -南下する青年-

尾崎さんもうかなりベテラン感があるがまだ29歳なのか。迷走している印象があったが、今作でやりたいサウンドが固まった印象。


8. Natsu Summer / HAYAMA NIGHTS

あまりにド真ん中で狙いすぎなコンセプトの為、逆に好かれない事も多そうなナツ・サマーであるが、基本的にプロの方々が周辺を固めているので絶対に外すことはない。ダビーでゆったりした夏。日本の夏。


9. paris match / ROUND 12

あのparis matchが帰ってきた。デビュー20周年。あまり期待していなかったが、かなりの良曲多し、この安定感はさすが。


10. サニーデイ・サービス / いいね!

テレビでサニーデイを久しぶりに見た。多作すぎる彼ら(というか曽我部氏)であるが、ここまで時代の空気をしっかり反映して毎度毎度新しい音を出せるのは凄い。



<次点>

井手健介と母船 / Contact From Exne Kedy And The Poltergeists(エクスネ・ケディと騒がしい幽霊からのコンタクト)


LUCKY TAPES / Blend


菅野みち子 / 銀杏並木

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