4. サニーデイ・サービス / The CITY
ヘアスタが参加していたことで過去のQJの伝説の曽我部・中原対談を読み返した。中原氏が不条理でふざけまくった振りをして、曽我部氏がそれを遇らうように答えていくカオスな対談が掲載されているのだが、中原氏の無茶振りも今のとなっては意外と的を得ていたんじゃないかってくらいこの作品はぶっ飛んでる。曽我部氏が最後に「意外性は追求していない」と言っていたが、流石に20年も経って全然変わるものだろう、意外性しかないアルバムだ。でもこの何処へ向かうのか分からない感じがたまらなく好きだ。
5. Homecomings / WHALE LIVING
日本語にチャレンジしたホムカミ。今作までのEP等がまさに過渡期だったことがよく分かる労作という雰囲気。
こんなソロ・プロジェクトがあるなんて知らなかった。80sの日本のインディー感のあるジャケットも面白い(100% ORANGEのイラストらしい!)けど、昆虫キッズ時代よりのびのびしてる感じもあり。高橋翔に加えて、高原宏佑(ANTENA IN YOU2)、本田琢也(ELMER、ex. 箱庭の室内楽)、藤村頼正(シャムキャッツ)とこの界隈好きな人はたまらん感じ。藤村氏の掛け持ち具合もすごい。
8. Tony Molina / Kill the Lights
元々ハードコアの人らしい。確かにジャケットはそんな雰囲気がある(音・ジャケ含めGRIMを思い出してしまった)。ハードな音楽も、メロディーラインだけ抜けばこんな美しい音楽なのかもしれない。
9. Kids See Ghosts(Kanye West & Kid Kudi) / Kids See Ghosts
「ye」より聞いた。とことんPOP。ショートでシンプル。
10. Leonardo Marques / Early Bird
全然知らないアーティストだが、たまたまエレキングで見かけて聞いたらハマった。去年はArto Lindsayのアルバムをよく聞いていたが、ブラジリアン・ベースのポップスが好きなのだと気付いた。
11. Anenon / Tongue
私の贔屓するBrian Allen SimonことAnenonの新作。前作同様ぼやっとした音響と温かみのあるミニマル感の虜に。
12. Kanye West / ye
Kid Kudiとの共作同様、コンパクトにまとめられた作品。体制よりのスタンスへの批判が相次ぎ、病んでしまったカニエ。その精神状態が露骨に出ている。「No Mistakes」なんて聞くと私も泣きそうになる。
13. Kamasi Washington / Heaven and Earth
14. Mr. Fingers / Cerebral Hemispheres
Larry Heardが昔在籍していたということで名前を聞いた事はあったが、まさか新作を聞くことができるとは思っていなかった。シカゴ・ディープの新名盤!仕事が捗る!
15. illuminati hotties / Kiss Yr Frenemies
荒削りなポップ・パンク。ソロ・ユニットらしい。Tiny Enginesから、カセット版もあり。昔だったら聞くことすらできなかったかもしれないけど、サブスクやBandcampがある時代でよかった。
16. Kyle Craft / Full Circle Nightmare こちら に書きました。
17. Deafheaven / Ordinary Corrupt Human Love
18. Young Fathers / Cocoa Sugar
19. Lylo / Post Era
80's感・ニューウェーブっぽさもありながら、ホーンも絡むプログレのような音。すごく好きです。ちょっとスカスカで浮遊感のある感じが独特。これは聞き逃したら勿体ない。もっと聴きたい。
20. Jason Halliday / Jason Halliday
発掘系の音源ではこれ以上のものはなかなかないであろう、私家版にしては豪華過ぎる一作。とはいいつつ、ニュー・ジャック・スウィング生誕30周年ということと、音楽的ムーブメントが一周したこのタイミングで公開されるのはある種ベストだったのかもしれない。甘すぎる。
21. Wild Pink / Yolk In The Fur
22. Pusha T / Dayton
23. Yves Tumor / Safe In The Hands Of Love
クィア化したIDMというのは2018年のキーワードであった。serpentwithfeetにしてもLoticにしても、同時多発的に同じようなことが起きるのは、ポピュラー電子音楽の煮詰まりと多様性を求める時代の欲求と合致したということだろうと思う。
24. Nedelle Torrisi / Only For You
ひっそりと新作リリース。音楽通の間で話題となりジワジワ売れた前作が好きな人、絶対裏切らない傑作です。