1/03/2021
Smooth / SUMMER VACATION (1998)
1/01/2021
三石琴乃 / COTTON COLOUR (1994)
発掘活動の中で10円という激特価で発見。セーラームーンの主人公月野うさぎのCV(あの「月に代わっておしおきよ!」である)で一世風靡をした声優による、所謂声優レアグルーヴ的な3rdアルバムです。情報はかなり少ないですが、発売が1994年ということで、まさしくジャストな頃合いの出来。
声優モノのアルバムのマナーである爽やかな1.「TIMER」で始まり、3.「My Dolphin Boy」で一気にテンションを上げ、ホーンが冴える白眉6.「燃えるブルーにして」をクライマックスにして、最後にしっとりした10.「追憶(おもいで)」で締める。素晴らしく王道な流れです。
と、ここまで書いて気づいたが、前述の曲はすべて「岩崎元是&WINDY」の岩崎元是によるものであった。逆に言えば、岩崎ソング以外はあまり聞きどころはないとも思う。90年代の岩崎氏はアニソンへの貢献度が非常に高く、まだまだ堀り甲斐がありますね。
個人的にはこの軽めのウィスパーボイスが割と好きで、YOUのソロが好きな人にはおすすめしたいアルバムであります。
1. TIMER
2. いつもそばにいるから
3. マイ・ドルフィン・ボーイ
4. 崖っぷちの先で車止めてよ
5. 覚えていて
6. 燃えるブルーにして
7. トゥルララ
8. 太陽×9(サンキュー)
9. ラ・リュヌ・ルージュ
10. 追憶(おもいで)
12/31/2020
私的2020年音楽作品番付 トラック編 <洋楽>
こんな感じ。
1. A Girl Called Eddy / Been Around
中毒性がすごい。PVも素晴らしいです。
2. The Weeknd / Hardest To Love
3. The 1975 / Then Because She Goes
このPVとても好きで、何度も見てしまう。90年代初頭の安っちいCGの感じをメタ的に使ってて面白い。
4. Nicholas Krgovich & Nedelle Torrisi / Every Day a Little Death
ネデル・トリーシは忘れた頃にやってくる。
5. ikkubaru / Street Walkin’
6. The Killers / Caution
この高揚感はキラーズの得意分野ですね。
7. Alicia Keys / Underdog
8. Perfume Genius / On the Floor
9. Frances Quinlan / Rare Thing
10. HAIM / The Steps
私的2020年音楽作品番付 トラック編 <邦楽>
藤井風さんはマジで大型新人だ。
いまのJ-POPシーンに足りないものを全部持っている。軽さと茶目っ気とルーツとテクニック。おまけにルックスもいい。
1. 藤井風 / 帰ろう
圧倒的。ストリーミングで売れたみたいなイメージで見かけることが多いが、そういった類と一緒くたにされるともったいない程の才能だと思う。そして23歳という若さでこの貫禄。
2. aiko / ハニーメモリー
3. あいみょん / さよならの今日に
ニュースのエンディング。こういう壮大な曲に弱い。
4. SaToA / Ooh Child
5. Mega Shinnosuke / Midnight Routine
こんな作風だったのだろうか。完全に敬遠していたが、この疾走感のある夜ソングみたいなのに非常に弱い。
6. サニーデイ・サービス / 春の風
来年50になる曽我部さんの創作意欲は衰えない。この瑞々しい疾走感は、曽我部恵一BANDを思い出す。大好きだったソカバン。
7. Chara+YUKI / 楽しい蹴伸び
Mean Machineも復活してほしいな。
8. 藤井風 / 優しさ
9. アイナ・ジ・エンド / 死にたい夜にかぎって
10. 平賀さち枝とホームカミングス / かがやき
このユニット毎回良い曲作る。
<次点>
スカート / 標識の影・鉄塔の影
LUCKY TAPES / Trouble
Avec Avec / Rendezvous
最後に藤井風さんのcome againのカバー動画を。
私的2020年音楽作品番付 アルバム編 <洋楽>
お世話になっております。
A Girl Called Eddy、全然知りませんでしたが結構ベテランなんですね。A Guy Called Geraldと対のような名前。あまりレビューを見かけませんでしたが、かなりの名盤だと思うのです・・・。これとFleet Foxesばかり聴いていた1年でした。Julianna BarwickとNo AgeとReal Estateは毎回ランクインさせてますが、本当に聞いてて心地よい。この辺りの音は本当体質的に合うという感じなのだろう。何歳になっても新作を聞いているという気がする。
1. A Girl Called Eddy / Been Around
2. Julianna Barwick / Healing is a Miracle
3. The Lemon Twigs / Songs for the General Public
4. Fleet Foxes / Shore
5. The 1975 / Notes On A Conditional Form(仮定形に関する注釈)
6. No Age / Goons Be Gone
7. Burt Bacharach & Daniel Tashian / Blue Umbrella
8. Real Estate / The Main Thing
9. Caribou / Suddenly
10. BUMPER / pop songs 2020
<次点>
The Avalanches / We Will Always Love You
Tame Impala / The Slow Rush
Dan Deacon / Mystic Familiar
Hamilton Leithauser / The Loves of Your Life
The Microphones / Microphones in 2020
Greenwood / Lost in Paradise
ikkubaru / Chords & Melodies
Adrianne Lenker / songs
私的2020年音楽作品番付 アルバム編 <邦楽>
忙しすぎてほとんど新作を聞いていない・・・。
衝撃度は横沢さん、聞いた頻度はラブリーサマーちゃん。
1. 横沢俊一郎 / 絶対大丈夫
歌詞もサウンドもクセは強い、が、ここまで聴きやすいのは恐ろしいほどにピュアなメロディー故だろう。折坂悠太を初めて聞いた時のような(それこそ)"絶対大丈夫"感と、宮沢正一を初めて聞いた時のような神々しさを合わせ持つ、不思議なアルバム。
2. ラブリーサマーちゃん / THE THIRD SUMMER OF LOVE
ラブリーサマーちゃんが好きなものを爆発させている。ブリグリがしっかり評価されるべき2021年への架け橋。本当に聴き心地がいい。
3. ayU tokiO/SaToA / みらべる
大好きな2組が今時珍しいスプリット盤を出した。それだけでたまらないのであるが、特にSaToAの楽曲が素晴らしい。この前有線でも掛かっていた。SaToAは売れるかもしれない。
4. RYUTist / ファルセット
ただでさえ前作から間が空いているのに、コロナの関係で発売延期で相当に発売が待たれていた作品。しかしその分内容はパーフェクトである。そして少しだけ大人っぽくなった。
5. GEZAN / 狂(KLUE)
同郷という親しみがありながらもいまいちハマらなかったGEZANであるが、今作はグっと心にきた。大きくサウンドは変わり、バンドというよりはマヒトゥさんのボーカルがかなり強くフィーチャーされたソロのようなアルバムであると感じる。
6. 小山田壮平 / OH MY GOD
レジェンド化してしまったのに全く気負いもなくさらっとリリースされたアルバム。「Is This It」からもう20年になるが、この手のサウンドに日本語詞を綺麗に載せられるのは未だこの人しかいない。
7. BBHF / BBHF1 -南下する青年-
尾崎さんもうかなりベテラン感があるがまだ29歳なのか。迷走している印象があったが、今作でやりたいサウンドが固まった印象。
8. Natsu Summer / HAYAMA NIGHTS
あまりにド真ん中で狙いすぎなコンセプトの為、逆に好かれない事も多そうなナツ・サマーであるが、基本的にプロの方々が周辺を固めているので絶対に外すことはない。ダビーでゆったりした夏。日本の夏。
9. paris match / ROUND 12
あのparis matchが帰ってきた。デビュー20周年。あまり期待していなかったが、かなりの良曲多し、この安定感はさすが。
10. サニーデイ・サービス / いいね!
テレビでサニーデイを久しぶりに見た。多作すぎる彼ら(というか曽我部氏)であるが、ここまで時代の空気をしっかり反映して毎度毎度新しい音を出せるのは凄い。
<次点>
井手健介と母船 / Contact From Exne Kedy And The Poltergeists(エクスネ・ケディと騒がしい幽霊からのコンタクト)
LUCKY TAPES / Blend
菅野みち子 / 銀杏並木