次点. Justin Timberlake / The 20/20 Experience
ジャスティンの新作を聞いていると、もう'N SYNCに居たことなどが黒歴史なのかな?と感じてしまうほどのアーティストっぷり。ただ、2作に分ける意味はあまり感じられなかった。これはけっこうネット上でも書かれていた気がするので、割りかしリスナーとしては一般的な意見でしょうか?まだ32歳というのが驚きです。
10. Daft Punk / Random Access Melodies
安定した大御所の作品という訳ではなく、確実に時代の2、3歩先を行こうとするアツさが感じられる。今作はアートワーク含め、おじさん世代にも大きくアピールできて、セールス的にも大成功したのでは。ダフト・パンクははずれとアタリの差が大きいけど、それだけチャレンジングってことでしょうか。
9. Julianna Barwick / Nepenthe
こういうソフト・ミニマルな音が大好きです。「The Magic Place」からのリスナーですが、Grouperと合わせて夜によく聞く音楽。
8. M.I.A / Matangi
M.I.Aの新作がレディー・ガガとかぶってて、勢いがかき消されてしまったような。
7. Deafheaven / Sunbather
聞いて驚きました。このカテゴリ、こんなに進化しているんですね。ちょっと前はリターギーで興奮してましたが、再び感動してしまいました。
6. The Royal Concept / Goldrushed
(Amazon.jpにて取り扱いないため、主題曲収録の過去作品画像です)
どうにも日本盤が出ない限りは爆発することはなさそう。とはいいつつもこれだけのルックスとセンスを持ったバンドを放っておくのは、もったいないの一言。
5. My Bloody Valentine / m b v
来日公演にも行けなかった私にMBVについて語る資格はありませんが、この新作はそんなフアンにも優しい生々しい音源集。アイドルがシューゲイザーを導入する時代、MBVの音楽はどう響くのか。「wonder2」の不穏な音像は、1990年の現場の音そのものであると、私のような若輩者は夢想するのです。そういえば過去の作品と合わせて聞いていたら「she found now」なんかは「Loveless」の曲だったかと一瞬思ってしまった。
4. The Field / Cupid's Head
ちょっと色気が出てきたかな、という感じもしますが、相変わらず硬派なミニマルで心地よいです。この人はずっとこうであって欲しいです。
3. Rhye / Woman
自分の結婚式にもちょっと音を使ってみたりしたので、思い出深いアルバム。レディオヘッドがよく引き合いに出されていましたが、そのたとえはよく分からぬまま。ひたすらに性別も時代も超越した、艶かしく美しい音と向き合える一作。
2. Oneohtrix Point Never / R Plus Seven
快作!聞かねば!
1. Arcade Fire / Reflektor
圧倒的に2013年のナンバー1でした。個人的にはタイトルナンバーではなく「Normal Person」「Here Comes The Night Time」という楽曲がいたく気に入ってしまい、リピートをしまくった第四クオーターでしたね。初期の躍動感も持ちつつ、前2作で燃え尽きていた実験性を大きく取り戻した印象。これもどこでも書かれていることですが、プロデューサーであるジェイムス・マーフィーによる貢献がかなり大きいのではないでしょうか。
決して難しいロックではなく、イヤフォンをつけて町で聞けるような、ロッキング・オン!な音楽でもあります。
0 件のコメント:
コメントを投稿