圧倒的。ジョニ・ミッチェルかカーペンターズを聞いてるかのような、完成されたメロディ&メロウネス。Lana Del Reyの新作と合わせて、ただの懐古主義ではない正統派ポップ・ミュージックの名作が2019年に生まれたことに感激。「Everyday」、「Something to Believe」などの根幹を担う楽曲に参加したThe Lemon Twigsのダダリオ兄弟、Chris Cohen(どちらも大好き!)、そしてプロデューサーであるFoxygen(大好き!)のJonathan Radoの功を心から讃えたい。更に言わせて貰うとタイトルや各アートワークの美しさも非の打ちどころがない。
2. Lana Del Rey / Norman F*****g Rockwell!
Norman RockwellにFuckingを叩きつけるように彼女の感性が大きく変わった一昨。驚いたのがプロデューサーはあのJack Antonoff、Taylor Switf「1989」、Lorde「Melodrama」、St. Vincent「Masseduction」を手がけた元fun.の彼である。恐ろしいほどの打率で女性シンガーの傑作を生み出している。
3. Tyler, the Creator / IGOR
山下達郎サンプリング有りということで普段以上に萌えてしまったアルバム。Odd Futureのボスでありつつ、Frank Ocean、Earl Sweatshirtらに先鋭性で負け続けてきた彼の、起死回生、渾身の一作と感じた。これまでのアルバム、特に「Cherry Bomb」等と比べるとさらりと聴けてしまうのは、きっとただ耳馴染みが良いだけでなく、クリエイターとしての成熟によるものだろう。本人が語る通り単なるラップアルバムからは脱し、ミニマルなサウンドに徹し、各音の要素への敬意(?、というか丁寧さ、愛情)を強く感じる。山下達郎も「健全なサンプリング」と太鼓判を押したようだ。そしてこれがしっかりヒットするアメリカの市場の健全さよ。
4. (Sandy) Alex G / House of Sugar
6. Solange / When I Get Home
7. Helado Negro / This Is How You Smile
8. C Duncun / Health
9. Bedouine / Bird Songs of a Killjoy
10. Big Thief / U.F.O.F.
11. Vampire Weekend / Father of the Bride
12. Sharon Van Etten / Remind Me Tomorrow
13. Drugdealer / Raw Honey
14. Deerhunter / Why Hasn’t Everything Already Disappeared?
15. William Tyler / Goes West
このランキングを書きながら知ったのですが、元Lampchop、元Silver Jewsらしい。Robert Beattyがジャケを手がけるアルバムはハズレがない。
16. Julien Lynch / Rat’s Spit
Real Estateのギタリストのソロ。スペイシーでサイケ、Real Estateとも違う心地よさ。
17. Bruce Springsteen / Western Stars
18. Jenny Lewis / On the Line
19. American Football / ST
20. The Japanese House / Good at Falling
その他
TWRP / Return to Wherever(帰る場所は自由)
Strand of Oaks / Eraserland
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