王の風格
私が何気な~く買ったキヨシローのアルバム「KING」。
KINGというにはあまりにも何気ない、
ふつーのかわいらしいキヨシローがジャケになっている。
(だがそれがいい。)
その中に入っているこの曲『HB・2B・2H』。
鉛筆(野郎)が主人公で、
「だんご三兄弟」を連想させるような牧歌的で、
本当にNHKの子供番組で流れてしまいそうな歌。
「HなBだぜ HB」とかちょっとNGな部分もあるけど。
ダサかっこいい。
このアルバムの中のピークはもっと別の曲にあると思うけど、
僕はなぜか同曲に意識が行ってしまう。
キヨシローはソロくらいしか聞かないので、
この他にはタイマーズとRCの「カバーズ」くらいしか持っていない。
RCは聞いてもあまり好きではない。
そんな人間が言うのもなんだが、
日本語ロックのオシャレさ、かっこよさを体現したのがはっぴぃえんどならば、
日本語ロックのダサさをまず体現し、それを「かっこいい」まで昇華させたのが、
キヨシローだったのではないだろうか?
という意味で、
2000年代に入ったのち、
気ままなキヨシローから発表されたこの『HB・2B・2H』という曲は、
象徴的な何かを持っている。
http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=tjmhndrx-22&o=9&p=8&l=as1&asins=B0000QX1FU&fc1=000000&IS2=1<1=_blank&m=amazon&lc1=0000FF&bc1=000000&bg1=FFFFFF&f=ifr
0 件のコメント:
コメントを投稿