10/14/2010

フレネシ / メルヘン

コピーのまたコピーは本物だった!?



ゼロ年代は模倣であることを力強く開き直るというのが、
一つの表現のスタイルとして一般的になったと強く感じることが多かったのですが、
その更に一歩向うには、もっとすごいヤツがいました。
その名も"フレネシ"。
「80年代以降の音楽はすべて焼き直しだ!」
みたいな乱暴なことを言うクリティック方もいらっしゃるようですが、
(中には60年代で音楽の発展は終わったとかいうことも聴きますが....)
まあ昨今のリバイバルロックを聴いていれば、
模倣がよいか悪いかは別として確かにそれは事実ではあるでしょう。
んで、そんな時代の飽和感とも相まって時代のイコン(遺恨!?)になりそうなのが、
フレネシ。
アートワークは70年代アニメやドラマの模倣。
をした00年代(タナカカツキさんとか)を、
少し距離を置いて俯瞰しながら少し小馬鹿にしたような模倣。
と一筋縄では行かない。
音楽ももちろん、レトロ風。
を通り越した80’sポップス。
の更に派生系であるJ−POP。
の模倣。
(パクリではない、模倣。
もちろん模倣という表現自体が開き直り。)
というか、
相対性理論みたい。
とにかくすべてが模倣。
模倣のツギハギ。
ツギハギも、ツギハギし過ぎれば、
どこが模倣なのか分からなくなります。
ということで、一周してモノホンへ。
というかよく考えれば、
古今東西のロック音楽の巨大なアーカイブ?
でもちゃんと耳を澄ませば、
やっぱり極上のフレンチポップなんだぜ?
だから、賛成。
フレネシ「覆面調査員」PV
そして名前さえも「フレシネ」の模倣...?
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