1/30/2019

Trust Fund / Bringing the Backline

意外にもUKはブリストルのメロディック・パンク系のバンド。パンチラインにシンセが寄り添う絶妙なエモさが個人的にはツボである。
Weezer直系のようでもありつつ、近年メロディック系・ギター・ポップ復権に寄与してきたCar Seat Headrest、Jeff Rosenstock、Pinegroveなどと共鳴するような、ホームメイド感もある一筋縄ではいかないひねくれサウンド、これぞインディー。「A Song」の歌が繋ぐ切ない人間模様を描いたリリック、「King of CM」のヘロヘロのボーカル等、愛すべき要素が多すぎる。日本では余り話題になっていないようだけど、この辺のポイントは日本人ウケすると思う。
ボーカルのEllis Jones曰く「今作が最後のレコード」とのことで、今後の活動に期待したい。