12/30/2013

桑田佳祐の選ぶ2013年邦楽ベスト20

桑田佳祐の選んだ2013年の邦楽ベスト20が発表されました。
意外に色々と聞いてるものなのですねー。
大物は分かるものの、クリープハイプ、森は生きている等、まだチャートに食い込んできてないところまで。
下記ブログに載っています。

以下引用
"
桑田佳祐が選ぶ2013邦楽ベスト20」
曲名歌手名
1 La Vita e Bella 佐野元春&コヨーテバンド
2 光と君へのレクイエム 山下達郎
3独り言花LUHICA
4悲しくなることばかりだ見田村千晴
5風は西から奥田民生
6にんじゃりばんばんきゃりーぱみゅぱみゅ
7夢の終わり 愛の始まりアンジェラ・アキ
8アイタイスガシカオ
9小さい生き物スピッツ
10Deeper DeeperONE OK ROCK
11社会の窓クリープハイプ
12Death DiscoSEKAI NO OWARI
13昼下がりの夢森は生きている
14タオルズ
15City Boy! City girl!D.W.ニコルズ
16 恋するフォーチュンクッキー AKB48
17 涙色 西野カナ
18 太陽の女神 家入レオ
19 バラ色のダンス のあのわ
20 さつきあめ BENI

12/28/2013

私的2013年の音楽作品番付 <邦楽>

今年もいろいろといい作品が出そろいましたね。

andymori / 宇宙の果てはこの目の前に
capsule / CAPS LOCK
EGO-WRAPPIN' / steal a person's heart
KREVA / SPACE
ventla / surely reliable
YOUR SONG IS GOOD / OUT
星野源 / Stranger
電気グルーヴ / 人間と動物
(((さらうんど))) / New Age
安藤裕子 / グッド・バイ
OGRE YOU ASSHOLE / confidential

次点. スピッツ / 小さな生き物

スピッツは毎回あっさりと力作を届けてくれる。
それにしても小さな生き物とは何なのでしょう。聞いててもよく分かりませんでした。

次点. フジファブリック / Voyager

特に進化ということはないバンドですが、毎回素敵な作品をありがとう、と言いたくなるようなアルバム。無理に気負ってなくて、聞いてて柔らかいスタジオの雰囲気が伝わってきます。
山内さんのボーカルとしての能力は、歌唱力で言えば決して優れてはいないが、ルックスと声質はピカイチだ。
まだ、今作ではベースの加藤さんの作詞がかなり貢献している。金澤さんのアグレッシブな曲も収録されており、まとまりはないが、メンバーの個性が爆発していて面白い。二度目の円熟に向かって進んでいると実感できます。
ライブでは、元GRIMの名越さんがギターをサポートしているのが、個人的にツボ。

10. 森は生きている / 森は生きている
この手のバンドは一時期乱発されてたので、またか程度に思ってましたが、思ってたより音に芯が有り、気に入りました。

9. 회사AUTO / HyperMedia ~P☯P~













うーん、ユニット名読めない…。でもそんなアーティストの曲を聞くこともできる、素晴らしい時代の到来。それを強く感じさせるあらゆる意味で象徴的な作品。ジャンルは泡のように消えかけているVaporwave。アーティストの名義も無数にあり、掴み所のない音楽であるがゆえ、代表としてこの作品(無料です)をオススメします。この作品だけは書き残しておきたい。生き残って欲しいな、Vaporwave。

8. Dorian / midori

ハドソン・モホークみたいなジャケ。ラッセンも流行るし、共鳴はしているのでしょう。今作は前2作とは少し志向が異なるのは聞いてすぐに分かる。これまでのような分かりやすさはないが、売れ線のBGMにされてしまわないだけの、グッとくる一掴みがこのアルバムにはあります。

7. 片想い / 片想インダハウス

ザ・なつやすみバンドや、うつくしきひかり、ceroなど人物が関連するバンドはたくさん聞いてきたものの、肝心の片想いは気になりながらずっと音源を手に入れられずに来ましたが、本年ついにドロップ!「踊る理由」のライブ映像をYouTubeで見て以来、本当にライブを見に行きたいアーティストです(まだ見れてない)。楽器構成も理想的。楽しそう。

6. きゃりーぱみゅぱみゅ / なんだこれくしょん

相変わらず中田ヤスタカはすごい!これだけのものをPOPにして巷で聞かせてしまうのだから…。「み」のような変態的な、人生(ZIN-SAY)のようなクレイジーナンバーも、あっさり聞かせてしまう。もちろんきゃりーというアイコンがあるからこそであるが。商業ベースに乗っていることが何より素敵だと思います。
売れっ子でいろいろと仕事をしている感がありますが、決してやっつけではなくそれぞれ非常に丁寧に作られています。歌詞も面白い。このアルバムでもしっかり聞き込むと、テクノ歌謡独特の味が出てくる。でもテクノってより、スカムみたいなのもあるし…。もう降参。

5. あらかじめ決められた恋人たちへ / DOCUMENT

個人的にはこの世で一番のライブバンドだと思っている、あら恋。ツアー行けてなくて悔しいのですが、アルバムはやはり素敵でしたので満足です。
イースタンユース吉野さんとの「Fly」が入っていればもっと好きなアルバムになっていたかも。トランスのような「Res」が好み。この広がりの創出とテンションのアゲ方は、あら恋以外には不可能!もっと売れろ!

4. Especia / ミッドナイトConfusion

これは00sでも80sでもない…90s? おいしい時代のおいしい部分だけ切り取った素敵なシングル。と思いきや、他の曲をSoundCloudで聞いてみると、まったくつかみ所がない…。共通しているのはどこか物憂げな、夕暮れのイメージ(ジャケのせい?)。
ありそうでなかった、焼き直されそうで焼き直されなかった。鳥取砂丘にも来てくれてて、感激した。Dorianといい、この手の音はツボに入りすぎて胸焼けがするほど好き。

3. Perfume / LEVEL3

何も言わずとも素敵なアルバム。売れてるし、間違いないんでしょう。メロディは以前より淡々としてきて、糖分なオフされたような感じ。個人的にはより好みに。毎回快作で、本当すごいと思う。「Perfumeってどれも同じような曲だよねー」とか言ってる人はまだいるのかな。

2. 豊田道倫 / m t v

豊田さんに対しては特別の思い入れを持って聞いてきましたが、そんな贔屓「耳」抜きに素晴らしい作品。いつもとちょっと違う演奏、ミックス、コンセプトで、往年のファンも、初めて聞く人も楽しめる普遍的はポップスに仕上がってます。マイブラ復活と連動している、というこれまでなかったようなポイントとても面白く、旬を生き、描き続ける豊田さんならでは。昆虫キッズとの共作と同じような新鮮さ。mtvBANDの新作にも期待!

1. AKB48 / 恋するフォーチュンクッキー

言わずもがな。



変な話ですが、ももクロは露出が増えすぎてなんだか魅力を感じられなくなり…。
山本精一等、未聴のものがたくさんあり、ちゃんと今からフォローしたいところです。

10/12/2013

The Royal Concept / The Royal Concept Ep




サマーソニック2013は非常によいイベントだったと思うが、その中でも最大の収穫だったと思ったのはこの北欧のバンドThe Royal Conceptである。
予備知識なくふらっと休憩時間に立ち寄ったステージで、彼らのライブは抜群の盛り上がりを見せていた。ぱっと聞いてPhoenixのような聞きやすいエレクトロニカ&ロックだったので何気なく聞いていたのだが、全然知らない曲なのにアガるアガる!テンションが高潮した中でDaft Punkの「Digital Love」のカバーが始まり、もう会場は大爆発。みんなきっと同じ境遇で、予備知識はほとんどなかっただろうと思うが、あの一体感は忘れられない。その後も飽きさせることなく、ステージから降りたり、とにかく走り回ったり、サイン会を勝手におっぱじめたり、サービス精神満点のライブでとても満足できた。
終わってからTwitter等でサマソニのツイートを探すと、なかなか同意見のツイートが多く、かなり名を売る事ができたのではないかと思う。(ちなみにCapital Citiesも知名度は実に低いと思うが、同様に良かったというツイートが多かった。)

帰ってから早速iTunesで購入し聞いているが、楽曲の完成度も高く、またThe Strokesのようなロックからエレクトロニカまで、はたまた涙のこぼれるかぼそいバラードまで、曲の振り幅が広い。ルックスも良いし、売れる要素は抜群だと思うが、公式のTwitter(日本版もある)を見るにまだリリースするレーベルが決まっていないのか、なかなか本国以外でのデビューを鮮やかに飾れていない様子である。楽しみに待っていたい。

ところで最近のDaft Punkの世間の熱も凄いなーと思う。彼らのブレイクからは一回りほど時代が経過しているが、ウェブのCMやTVCMなどでよく耳にする。丁度このThe Royal Conceptと同様、2000年頃にガレージリバイバルやテクノリバイバルを通過した世代が今ダフパンと同時に共鳴しながら音を発信しているのはとても面白い。


Factory Floor / Fall Back




Factory Floorというバンドのことはまったく知らず、bounceで知ったのであるが、まあbounceも相変わらず目の付け所が渋いというか、安室ちゃんを表紙にしたかと思ったらこんだけマニアックな人選を持ってくるとは。なんとなく「Floor」という単語に軽いディスコナンバー感を覚えて軽視していたら、まさかの「Factory」=「工場」の方だったらしく(?)、心地よいミニマルナンバーを思いがけず聞く事ができた。
内勤の仕事をするときは、 ここのところThe FieldやMarsなどのミニマルなものを好んでいたが、このFactory Floorはありそうでなかった、甘みをあまり含まない淡々としたビートが心地よく、ずいぶんと仕事が捗りそうな気がする。
大衆受けするとは思えないが、メロディックなエレクトロニカが主流の中で、ちょっとノーウェーブ感を持ったこういうカウンター的存在が頭角を現してくれるのはちょっとわくわくする。期待!
(PVはダサい!!!)

8/31/2013

話題の新興音楽にみる90年代 Seapunk篇

少し書くのが遅くなってしまったが、ポストSNS音楽として話題の"#Seapunk"、これにどっぷり浸かっています。
海のパンク…訳せば意味がまったく分かりません。海洋生物の鳴き声やら波音をサンプリングした、シーサイド感のあるAORか何かだと思ってたのですが、実は意外とゴリゴリした電子音楽でした。

八月には来日もしているUltrademonなるミュージシャンがその始祖であるようですが、これまた出で立ちが凄い。90年代の異物の権化。

PVを見れば一発ですが、ビジュアル面の要素が大きいジャンルですね。この90年代感溢れる、Windows95でやったことあるような安い3DCGゲームやスクリーンセーバーのような映像。セガのソニックはPVに出てきてますね(笑)。ひたすらサイケデリックです。そしてクリスチャン・ラッセンを彷彿させるイルカたち。懐かしいですね、ラッセン。子どもの頃、友達の家にジグソーパズルとかよく飾ってありました。無意識の内に幼少期の脳味噌の根幹に焼き付いたアートです。
ラッセンは近年来日や個展が増えたり、オマージュのアートが生まれたり、はたまた□□□の歌詞に出てきて世代感を醸す要素として引用されたりと、何かとブームは再燃しているように思います。
とにかくその辺りのネタを仕込みまくって、目で、耳で、全身で(海を?)味わう、これまでにはなかったまさにインターネット全盛時代の固有のジャンルなわけです。


ところで、Vaporwaveも然りですが、このジャンルは今だけのものだといってよいでしょう。90年代のダサさが程よい頃合いで円熟し、サイケデリックに、そしてかっこよく感じられるのは恐らくこの数年だけ。時代は繰り返すといいますが、またただのダサさに纏われ、最後はレトロになっていく。
そして恐らく青春時代を90年代に過ごしたであろうリスナー世代も懐かしさとトリップ感を覚えるのはほんの一時的な気がします。

話がどんどんそれますが、90年代ブームは、バブルに象徴される80年代と、個人主義が大成した00年代へのコンプレックスをエネルギーとして形成された感があります。サブカルチャーの開花は景気のよかった80年代で間違いないし、楽しみ方が増えたのは00年代で間違いない。では、90年代は?…
ただの過渡期ではなく、大量消費されたチープな文化を、(無断の)引用の大量消費を以って少しずつ意味付けし再理解していく、そのプロセスがSeapunkとVaporwaveに象徴されるネット世代の音楽・映像なのだろうと解釈しています。
海のように大きく広がる90年代の文化遺産たちが、新たな命を芽吹かせつつあります。

3/24/2013

SOKO / I Thought I Was An Alien

数年前に「I'll Kill Her」で有名になった仏の歌姫・俳優のSOKOによる最新作「I Thought I Was An Alien」のタイトルトラックです。
前作の曲調のイメージが、どうしてもアヴリル・ラヴーンみたいなティーンの女子の気持ちを歌ったもののような気がしてたのですが、今回はとてもサイケでドリーミーに仕上がっており、びっくりしました。
遠い日本ではほとんど名を知られていないように思いますが、ますます一般受けする感じからは遠のいているように思います。
にしても素晴らしいマスタリング。このアンニュイでドライな雰囲気はかなり独特で、完成度の高い作品です。

さて、今作の素敵なPVは、スパイク・ジョーンズによるもの。ビョークの猫と踊るPVを思い出す仕上がりです。
そういえばビョークも俳優兼SSWだった。何かのオマージュなのでしょうか?

3/10/2013

Lemonheads / Beautiful (Cover: Christina Aguilera)


すっかり日本では名前が出てこなくなってしまったLemonheadsですが、ふと思い出して調べていたら、2008年に最新作が出ていたんですね。それもカバーアルバム。でも、オアシス好きのイメージは有りますがオアシスのカバーは入っていません。
収録はイヴァンの影響を受けた曲っつうことで、W ireやLeonard Cohen等がカバーされています。
その中の1つがこちら、アギレラのカバー「Beautiful」。まさかっちゃまさかですが、個人的にアギレラ好きなのでなんとなくロックの人が演るのは納得。
とてもアコースティックに嗄れてて、J. Mascisの最新作「Several Shades of Why」に通ずるグランジ勢の新たな到達点を感じさせます。(そういえば一時Dinosaur Jr.のMurphはLemonheadsに参加してたっけ。)
かつての緩さに加えて、ギラギラしたものも感じさせる奇作です。

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3/06/2013

カーリーズ




Video streaming by Ustream

信頼する書き手 松本亀吉氏のTwitterにて発見したガールズバンド。
まったく詳細は知らないが、紙コップス辺りと同じUstreamの番組でやってるってことは名古屋界隈なのかな。
とりあえずこの感動を残したくて備忘のために一筆。

あまり確信犯のにおいがしない、かわいらしいロックですね。シャッグスを聴いた時のような衝撃、というとベタですが、スカムではなくラモーンズ的ロックの良心といった趣が最高。
何となく音のせいですごく下手に聞こえてしまうが、実際はそんなことはないのかも。
女声ツインボーカルというのもまあ珍しいが、なにより気になったのは向かって左の女の子の声。昭和歌謡の様な色気のある、しかしどこか間抜け(失礼)な感じのする不思議な声。こんなボーカル聴いた事有りません。いや、森高千里ってこんな感じだったかな。

とにかくこのバンドは忘れられなそう。もちろん曲も素敵です。

2/27/2013

Scott Walker / Psoriatic



Scott Walkerの近作に見られるノイズと非楽器による有機的な音と、有機そのものである肉薄するような歌声。作風が象徴的に出ている一曲です。
深夜のiTunesシャッフル再生において、この曲が掛ったときは背筋が凍る想いをしました。
この「the Drift」という作品はその名の通り、どうにも海を漂流しているような、よくできたまとまりのなさ・試行錯誤感を覚えるのですが、それはこの人のようにポップスを死ぬ程作ってきた仙人のような人しかたどり着けない彼方の大洋があるのだな、ということを思わせてくれます。
まさに英国ポップスといった趣であるThe Walker Brothersのファンである父親に聴かせたら、嘗ての作風と比べて信じられないような様子でした。



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2/14/2013

The Strokes / All The Time



The Strokesの新曲がリリース!
3月にアルバムが出るらしいがそれのリードトラックらしいです。
この人たちコンスタントに作品を発表するなぁ。

なぜか私の頭の中には「Is This It」が2001年作ってのが強く刻まれています。それほどまでに「Is This It」がインパクトがあったのでしょうか。何にせよ、それからもう12年ほど年月が流れているという事が驚きです。The Strokesももう大ベテランなわけだ。

さて、新曲はその「Is This It」のスカスカ感と比べるとだいぶ音数が増えてアレンジも凝っています。当時の面影はもはやないと言っても良いですが、まあそれが良いか悪いかではなくよりエモーショナルに変化をしているのがよく見て取れるでしょう。これまのアルバムでも脱皮が意識されていたことが多かったように思いますが、それでもどうも何かブレイク時の未練を残したままという印象であった。今作は一体どう化けるか。もっと飛び道具があるのか。期待しています。

※sendspaceから新曲はダウンロードも可能です。


Is This It
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2/13/2013

Fred Frith / Some Clouds Do



Henry CowのFred Frithの実験色の濃い諸作の中でも、やたらとポップな印象を受ける「Cheap at Half the Price」。意味不明なタイトル・歌詞が並ぶが、曲はけっこう真っ向からポップに向かって行ったような印象を受ける。
突然段ボールとの共作で名前を知ったのだが、なるほど納得、このチープさと外れた感じ、でも常にPOPであることを厭わず、音の快楽を追求する。両者に共通するロックであり、この邂逅は必然であったことを思わせる。
ところでこの作品を聴くとどうしてもSnakefingerを思い出してしまうのだが、もう1つPrimal Screamの「Pills」を思い出してしまう。まったくオマージュ等ではないのだろうけど。でも「Pills」にも80年代のロックのヒリヒリ感があっていいですね。




Cheap at Half the Price
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PawPaw / 黒い森



これまでこのバンドの名前も知りませんでしたが、たまたまナタリーで名前を見かけたその日にたまたま別の箇所で動画を見つけ、さらに今週末のストロボカフェのスケジュールを見たら名前を見つけ、やたらと気になって聴いてしまいました。
普通のカフェミュージックのようだと思ってしまいそうですが、聴いてると独特の拍子、面白いボーカルのミックス、専属のイラストレーターが付いているなど・・・奇を衒う事無く地道に綿密に王道で新しい音楽を作っている感じがします。本当に詳しく知らないのですが、ひとつのプロダクションとして完成されている印象を強く受けます。
さよならポニーテールの正体はこの人たち?なんてことも思ってしまいました。
きっと、アコースティックでもエレクトロニックでもどちらでも行けるんだろうな、こういうバンドは。


いつかの夢
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PawPaw
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2/11/2013

ジャケ弁特集

ジャケ弁という来るべくして来たブームを知り、色々ネット上から探してみました。
自分でも作ってみようかな。

Pink Floyd / 狂気

Bad Brains / Bad Brains

King Crimson / 21st Century Schizoid Man


Michael Jackson / This Is It

Rage Against The Machine / Evil Empire

Muse / Origin Of Symmetry


Brian Wilson / SMiLE


David Bowie / Low

Bjork / Debut

Radiohead / The Bends

Primal Scream / Screamadelica

Hi-STANDARD / THE KIDS ARE ALRIGHT

Yellow Magic Orchestra / SERVICE

James Blake / James Blake

Metallica / Master of Puppets

Derek and The Dominos / Layla

2/06/2013

My Bloody Valentine / she found now



すごい!とにかくすごい。
マイブラが新作を出しただけでもすごいのに、この素晴らしい出来。や、素晴らしいというのか、変わっていないというのか。あの「Loveless」の面影が濃い(良い意味で)。そしてとても荒々しいところもあれば、この「she found now」のような、かつてはあまり見せなかったストレートに美しいナンバーもある。
シューゲイズ全盛で、マイブラ自体の全盛期からだいたい20周年で、且つバレンタインデーも近い今、絶好のマイブラシーズンである。是非ライブに足を運んでおきたいものです。
すべてネットで聴けてしまう。

2/03/2013

Rollerskate Skinny / Miss Leader

マイブラのケヴィン・シールズの弟が参加していたことでも知られるRollerskate Skinny。

長年B級イメージを持たれて来ている印象だが、ここにきてのマイブラ復活とシューゲイズブームで再評価が高まるか、といったところ。

特段シューゲイズというわけでもないのですが、妙に変なシンセが入ったり、凝ってる印象はあってなかなか聞き飽きない。曲調は何の事は無いまさにブリット・ポップだと思うのですが、備忘のためアップしてみました。

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