10/31/2010

吉田美奈子 / BELLS

さあ、クリスマスの時期がやってきましたよ



クリスマスソングが流れるシーズンがきましたね。
ジャンルとしてのクリスマスソングが大好きで、
昔はよくプレイリストや、カセットに特集組んでRECしてたものです。
マライア・キャリーの「恋人たちのクリスマス」が大好きなのですが、
それと反するマイナーさの吉田美奈子さんの「CHRISTMAS TREE」もまた
自分の中のド定番クリスマスソングです。
このアルバムの原盤は、1986年に3000枚限定でリリースされたもので、
通し番号が入ったかなりレアなものだったそうです。
もちろん自分の生まれた年に出たそんなアルバムを持っているはずもなく、
クイックジャパンの特集でこのアルバムを知り、
そのときに出ていた再発盤(CCCD)を即買いました。
クリスマスソングだけに絞ったかわった趣旨のアルバムです。
(コンピはあるけど、一人のアーティストでクリスマスソングだけってのは
けっこう珍しいですよね。)
予算の関係で3000枚ってことだったそうですが、
その割にはなんだか色々贅沢な作りになっていて、
曲もコーラスが美しくゴージャスな感じがします。
なんだか美しさを通り越してサイケデリックな趣すらありますね。
何年かしたら、
森田童子のあの曲のように、
超一般的になっているかもしれません。
毎年この時期になると一人で(泣)聞いてますが、
一年中聞く事はないので、いつ聞いても新鮮な感じがしてよいです。
名曲ぞろいだと思いますが、
特に「CHRISTMAS TREE」「DREAMING」が好きです。
CHRISTMAS TREE 吉田美奈子
暖まるなぁ。
なお、これはあまり知られていないですが、
ジャケットは大竹伸朗さん作です。
(意外な組み合わせですが、雰囲気はばっちり。)

10/30/2010

川本真琴 / 友達のように (豊田道倫)

ひとことひとこと噛み締めて聴く


川本真琴 友達のように(豊田道倫カバー)
川本真琴好きで、豊田道倫も好きだったので、
このカバーを知ったときは身震いがした。
カバーというのは時に原曲を超え、
また原曲を再発見させる力を持つけど、
豊田氏の歌の力を新たな側面から引き出したのがこのカバーだと思う。
ま、とにかくカワマコがかわいいのだ。
椎名林檎の「スピカ」カバーや、
Bank Bandの「トーキョー シティー ヒエラルキー」カバーみたいな、
名カバーあったら教えてください。

10/28/2010

さかな / 夏

未だに理解できない歌群



エマーソン北村氏プロデュースによる初期さかなの名作。
オルタナとオシャレのどちらの極端にも行かない、独特の立ち位置。
ジャケットもタイトルも時間もすべてあっさりしているのが味噌。
音については余分な要素をすべて排除し、
ポコペンさんの歌と西脇氏のギターを大幅にフィーチャーしている。
以前の作にあったような、
水の中のような流れるサウンドはなく、
ひとつひとつ弾けるような感じが新しい。
独特なコード進行・変調・歌詞・拍子はそのまま。
1991年というリリース期も気持ちいい。
売りである怪しさも満載だ。
急に現れる代名詞・固有名詞。
超短編小説のあらすじのよう。
一番大好きな曲が「ジークコール」。
この「ジークコール」もまったく意味は分からないが、
その未完結のセカイにどうも持ってかれてしまう。
さかなの歌には、ことばの意味は分からなくとも、
絶対的な何かがあるんだろうなと思わせる自信が満ちている。
しかしどうしてこうにもさかなは評価が低いのか・・・。
さかなの音源はあまりネット上にはないが、
意外にもiTunes Storeにあったので、試聴して味噌。
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10/25/2010

ERIKA / Destination Nowhere

女優。



沢尻さんの隠居前の作品。
正確には隠居のきっかけ後のシングル曲。
【PV】ERIKA - Destination Nowhere
ピーク時のhitomiのような、
90年代感溢れる名曲です。
1リットルの涙見て、
俺は大根役者だと思ってたけど、
女優としてはけっこう評価は高いみたい。
でも、シンガーとしての才能の方を買いたい。
シンガーの時の彼女はまさしく女優であると思う。
はっきりいって沢尻さんが歌ってなかったらこれ駄曲です。
それぐらいこんな偽りだらけの、軽い、しょうもない歌ですが、
さらりといやらしく歌い上げてしまうのです。
これの初回版を買った俺は、
勝ち組なのか負け組なのか。
答えはこれから。
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10/23/2010

ya-to-i / menu

10年早かった。



Boredomsの山本精一、ムーンライダースのの岡田徹、Mansfieldの伊藤俊治らによるユニット。
(この組み合わせかなり珍妙。)
故「ミュージックライフ」誌の98年頃の山本精一氏インタビューにて
名前を聞いたのちしばらくしてCDを購入した。
(インタビューではおもちゃだけを使って曲をつくるユニット、と
 言っていたが、実際はそうではないと思う。)
POPの裏の帝王たちによる贅沢極まりない音楽4曲が詰め込まれています。
リミックスには、鈴木慶一、スピードメーター、益子樹。ごーか。
本当に極上。至高。
買った当初はあまり聴かなかったが、
今になって聴くと、
あまりにも2010年と同期してて色々驚かされる。
リリースは2002年だけど。
フーチャリスティックポップ!
中でも「空の名前」は名曲。
ボーカルはASLNの女性。
Cycle/ya-to-i
篠原ともえのプロデュースもしていた気がするけど、
ネット上を探してもその情報は見当たらない。
この匿名的な現代シティーポップス、
Chappieとかクチロロのアイドルソングが好きな人、はまる事請け合い。
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10/21/2010

七尾旅人 / 天使が降りたつまえに

天に召されるほどの名曲



旅人さんの曲で、何が一番かと言われると非常に答えにくいが、
このセカンドアルバムの中では、「天使がおりたつまえに」が珠玉だと思う。
実際ミクシィのアンケートでも、
同アルバムのディスク2でのナンバーワンは同曲でした。
初期のタビトさんの退廃的でメロディが溢れるようなあの感じから、
すこしドライになって、広がりを持ち出した「意識的」過渡期ならではの
突き抜けた感じがとても気持ちよい。
個人的には、初めて買った旅人さんのアルバム作品なので、
とりわけこの曲の印象というのは強い。
(アルバムって、何か1曲軸となる歌を見つけて、
 そこから深く聞き込んでいったり、しないですか??)
メロディーも演奏もボーカルも、
とてもきれいにまとまっている。
ターゲットはまったく絞られない。
万人。
まさしくPOP。
YouTubeなどにはアップされていないのですが、
以下のブログで聴けるみたい。
http://ameblo.jp/s019/entry-10417670932.html
まぁ、アルバムで聴くのが一番。
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DJ KRUSH featuring BOSS THE MC / Candle Chant (A Tribute)

クラッシュの黒い暴動



この曲は以前紹介したNHKのFM「ミュージックスクエア」で出会いました。
なので、かなり違和感のあることに、実家のJ-POPカセットの中に収録されています。
(全50巻ほどであります)
DJ Krush - Candle Chant [A Tribute]
ラップにはDragon Ashで入門したクチなので、
韻を踏まないラップを聴いたことで強く脳裏に印象づいた曲です。
名義はKRUSHのフィーチャリングですが、
ラジオではThe Blue Herbと紹介してたので、
完全に彼らの曲なんだと思ってました。
DJ KRUSHは当時、Dragon Ashとつながってたり、
ACOやTWIGYとコラボして「Tragicomic」をリリースしたりして、
(ACO, TWIGYとの曲はオリコン20位以内に入ってた記憶がある)
かなり売れっ子だったと思います。
この哀愁漂うトラックは確かにKRUSHらしい。
日本人らしい、とも感じますね。
んで何よりBOSS THE MCの訥々と語るようなMCイングは、
KRUSHのトラックと非常に相性がよく、
日本語のラップとして一つの新しい画期になっていると思います。
(当時から軽い日本語ラップが氾濫し始めた気がしますが、
 ビシッと一喝するようなヘヴィーさがあります。)
今はKRUSHもブルーハーブもほとんど聴きませんが、
今一度CDラックから引っ張りだしてみれば、
ハマってしまいそうな要素が盛りだくさんな気がする。
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10/20/2010

鴨田潤 / ひきがたり

イルリメだぜ



2年くらい前に衝動買いしたミニアルバム。
鴨田潤というのはイルリメさんの本名(?)なので、別名義での作品。
タイトルの通り、普段の活動とは一線を画した弾き語り作品で、
本当にアコギ1本で作っているので、
ラップの時よりストレートに言葉が入ってくる感じがする。
というか、
なんかじっくり聞いてたら、
フォークとラップで同じだね。
境界線ってどこなんだろ。
ってか、どっちもルーツとか原動力は、同じなんじゃない?
という懐のでかさ。
鴨田潤(イルリメ) "トリミング"
イルリメのアルバムだと「イルリメ・ア・ゴーゴー」が良いと思う。
マクドナルドのように「ひきがたり」とセットで食すると良いでしょう。
イルリメを一度聴いてそんな気にならなかった人も、
この盤を経由したら、
新たな発見があるかも。
(もちろん音楽としても)
※Amazon.co.jpには扱いなし!
*****
これは関係ないけど、イルリメつながりで。
イルリメのポッドキャストにあったやつらしい。
最高だー!!↓↓↓
Rollin' Rollin' 弾き語りバージョン(七尾旅人×やけのはら)
*****

10/19/2010

左とん平 / とん平のヘイ・ユウ・ブルース

文句なしに恰好良い



とん平&ビショップではなく、
左とん平のほう。
日本のJBって誰?と聞かれたら、
左とん平しかいないかもしれません。
寺尾聡も、西田敏行も、勝新太郎も、和田アキ子も、
グルーヴィーで素敵なシンガーだけどちょっと違う。
(というか土俵が違うか、、、)
画質は荒いんだけど、
この動画↓が一番迫力ある。
有名な曲だからけっこうアップされてるけど。
Tonpei Hidari - Tonpei no Hey You Blues
このトラック。誰が作ったか知らないが、イカしすぎてる。
とん平の振りもイカれてて、しびれる。
歌詞、胸に突き刺さる。
俺にとっては、
旅番組で全国の温泉を回り、
B級ドラマに出まくる俳優であったが、
このGROOOOOVE感、人は侮れない。
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七尾旅人 / LIVE @ 2010.10,17 静岡FreakyShow

一夜のバカンス


久しぶりのライブ。
七尾旅人さん。
とってもよかったです。
ライジングサン以来のTavito Nanao。
「billion voices」は僕の中で日本のロック史上最も
メッセージと方向性のはっきりしたアルバム。
(僕の中でね。)
終わりそうなあの感じ。
でも終わらないあの感じ。
終わらせない。
刹那。
未完成。
それが「夏」。
すべての音楽は等価であり、
あらゆる音の粒子が音楽の要素たりえる。
赤子の泣き声も、
サラリーマンのおっさんの歌い声も、
虫の声も、
雑音も、
宅録野郎のゴミみたいなロックも。
すべては「音楽」。
この2つをひしひしと感じるアルバムだ。
現に旅人さんの嗜好するインターネット、iPhone、ガジェット楽器、
twitter、DIY STARS、YouTube、USTREAM、・・・等々、
すべての現代文化がすべてそれに通じると解釈できる。
強くネット時代生まれの喜びを噛み締めることができた。
長らくマス評価的には不遇だったこの人が、
この時代に入ってようや「売れっ子」になっている。
とても忙しいそうなことを言っていたが、
それを語る表情がとても嬉しそうだったのは、
こっちも嬉しくなった。
(俄かファンですけど。)
ずっと旅人さんの表情を見てライブを拝見させてもらった。
時には小さな声で歌った。音を出した。
未完成の歌を持ってくるもんだから、
しかも何曲もやるから、
その場でどんどん新しい歌が生まれ、
アンド、旅人さんの言葉を借りれば、
歌が「育」っていく様を見た。
それはそれは儚い、
RECされてもいない物理的には一瞬の命であったけれど。
このライブこそが、まさにbillion voicesだ!って思いました。
***野暮コーナー***
セトリ覚えてる限り。
多分順番ぐちゃぐちゃ。。。

(一曲目忘れた・・・なんだっけ?)
息をのんで
airplane
I'm proud (華原朋美) 〜 虹 (電気グルーヴ)
シャッター商店街のマイルスデイビス
引っ越しする前の家に (未発表)
MIDNIGHT TSUTAYA (未発表)
Dorianソロ
shooting star (with Dorian)
どんどん季節は流れて
Rollin' Rollin'
夏祭り終わった おうちに帰ろう
1979、東京
私の赤ちゃん
あたりは真っ暗闇
one voice (もしもわたしが声を出せたら)
リトル・メロディ (未発表)
I Wanna Be A Rock Star
[encore]
********
「アコギ1本あればいいじゃん」という台詞がかっこよかった!
・・・かっこよすぎた!
確かに(サンプラー等を除いて)アコギ1本であの空間を作り出すのは、
すごいとしか言いようがないよ。
airplaneはいつ聴いても泣ける。。。
いま、世界最高のアーティストです!

10/17/2010

はちみつぱい / センチメンタル通り

日本語でしか出せない音


]
映画「ゲゲゲの女房」の主題歌はムーンライダースと小島麻由美に決まったそうで、
本日PVがYouTubeにアップされていたので、↓
ムーンライダーズ feat. 小島麻由美「ゲゲゲの女房のうた」
この楽しそうな雰囲気がとてもいいですね。
曲も、ゲゲゲって感じがする。
依然メジャー度の低いライダースですが、
これで少しはじけるかな。
NHK絡みになりますが、
高校の時にNHKの深夜番組で佐野史郎司会の「アングラフォーク特集」みたいなのがやっていて、
全4〜5回かなんかの特集だったと思うのですが、
これをロングスリーパーな俺は無理して見た記憶があります。
(かなり前なので記憶は朧げですが、
ばちかぶりの田口トモロヲとか町田康も出てたような。。)
あと大瀧詠一さんの動画が出るということで、
気になって見た気がする。
(大瀧さんは写真・動画等ほとんど出ていない。。。)
佐野史郎の愛もしっかり感じられた。
そこでかかったのがムーンライダースの前身バンド「はちみつぱい」の『塀の上で』でした。
これだけははっきり覚えています。
鈴木慶一さんがピアノを弾きながらぼそぼそ歌っている映像は今も離れません。
塀の上で-はちみつぱい
ちょうどこんな感じの映像だったと思います。
身震いしますね。
あがた森魚さんの『大寒町』も同じような感動を覚えた記憶があります。
慶一さんの声もさることながら、
バック演奏のムーディー&ロマンティックさも心弾かれます。
歌詞の目線が人間ではないような不思議さも独特の雰囲気作りに一役買ってますね。
『塀の上で』というこの曲は、
短命だったこのバンドのラストコンサートの最終曲だったそうです。
アルバムには『君と旅行鞄(トランク)』という素晴らしいシングル曲や、
もっとポップな雰囲気の曲もあるのですが、
少し地味といえなくもないこの『塀の上で』が珠玉の気がしてなりません。
あと、なんか短編小説集みたい。
はっぴいえんども素敵だけど、
あがた森魚とかこういう暗めの、
湿度と密度の高い日本語ロック/フォークの方が断然好み。
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ギターウルフ / ラーメン深夜3時

タイトル発→ラモーンズ着



ラーメンを深夜3時に食うこと、
けっこうある。
ラーメンってのは不思議で、
アルコール後の多少気分の悪いときでもなぜか食べたくなる。
だから何?
歌詞になんの意味もありゃしない。
それもそのはず、
かっこいいタイトルを決めて、
それにそって曲を作っていくという作曲法なのですから。
深みも比喩も主張もない。
曲としては至極シンプルなまさにロック。
というかラモーンズ。
コードも数コードのみの使用。
音質は最悪でめちゃくちゃザラザラ。
これだけジャンルが多様化し、
テクノロジーが発達している時代に全くの進歩なし。
なのに、ギターウルフにしかつくれない音。
国宝。
ギターウルフ/ラーメン深夜3時Guitar wolf
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キリンジ / Love is on line

21世紀型の歪んだラブソング



キリンジの「Dodecagon」というアルバムに収録されている曲。
タイトルを訳してしまうと「愛はオンライン」。
(なんだか歌謡曲のようで、「オンライン」というワードが浮いて笑える。)
「on line」というワード以外に、
キカイ用語の直接的な描写はないが、ネット上の恋愛の歌。
恋愛といっても、
遠距離恋愛で彼氏が遠くにいるからSkypeで..チャットで...みたいなのは、
キリンジはもちろん書かない。
これは<一方的な>恋愛の歌、というか、
<出会い系>の歌。
「ヒトだけが眠れない夜」の「ヒト」というのが、
これだけ文明が発達しても、中身は動物「ヒト」であり、
欲望に身を任せ、自然に反して、
性欲が睡眠欲を上回り朝まで眠れず出会い系にアクセスし、
勝手な妄想恋愛に没頭する男の愚かさを、
キリンジらしく一歩引いた所から冷ややかに描写するのが気持ちよい歌です。
でもそんなテーマでも、さらりと美しいバラードに仕立て上げてしまうのが、
キリンジの流儀。
コニクイですね。
さすが評論家の宮﨑先生が絶賛するわけですな。
なにはともあれ、キリンジ兄の歌詞は、
色々な暗喩が隠されまくっているので、
歌詞を見て色々想像(=妄想)するだけでも楽しい。
キリンジの歌詞は本当、一筋縄では行かないです。
この曲、キリンジの曲の中でも歌詞は一級品ですが、
メロディーも相当良いです。
『君は女ですか 女の振りかな』
『フォントが滲む』
『指先から伝わる愛』
こんな歌詞にビビリと来た人はぜひ。
kirinji "love is on line"
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10/15/2010

さかな / 光線

ベスト盤としか思えない



「さかな」というバンドをご存知でしょうか?
さかなクンじゃないよ。
どうも「こんな音楽」と表しにくい不思議なバンドなのですが、
なかなかメディアで見かけることがなく、
知名度はかなり低いのではないでしょうか。
自分が今まで「紙」で見かけたのは、
「ミュージック・マガジン」誌の「男と女」特集に、
無理矢理はめ込まれていたのを見たくらい。
「ロッキング・オン」や「クイック・ジャパン」といったカルチャー誌で
見かけた事が一度もありません。
ということで(?)、
流行り廃りとは少し距離を置いた場所で、
マイペースに曲を作る良いバンドです。
曲も超独自路線。
自分の中では非常に思い入れのある大好きなバンドであり、
リリースされているほとんどのアルバムを大学生時代に購入しました。
版元の倒産などにより入手困難になったものも、
駆け回って集めた記憶があります。
特に学生時代住んでいた地区のとある倉庫で
さかなのアナログ盤が大量に発掘されたことがあり、
かなり貴重な盤を廉価で入手したこともあります。
色々な逸話もあり、
・YBO2の北村昌士氏のレーベル「SSE」からも作品を発表。
 (たこの編集盤などを出したレーベル。今はない。)
・ボーカルのPOCOPENは元ゴーバンズ。
あ、大した逸話じゃないね。
そんなさかなのアルバム群の中でも、
聴きやすさも曲の質も、バンドとしても一体感も、
そして入手困難度も最高な1枚が「光線」。
ジャケットは「LE RAYON SAKANA」と書かれてあるのみ。
後のアルバムでセルフカバーされたり編曲されるものも入っています。
本来僕はさかなの音楽は肌にあいません。
基本的にかなり捻られたメロディーなのですが、
そのせいか、ギターの音とかコード進行が少し苦手なのです。
でもそれが逆に病みつきになっています。
たとえは相当悪いですが、
自分の臭い靴下のにおいを嗅ぎたくなるような、あの感じ(違うか)。
本当、毒のあるサウンドだと思っています。
(子供の頃苦手だったのがユーミンの曲なのですが、あれに近い。)
でも「光線」は何かそういう毒素とはかけ離れた、
非常にストレートな曲を聴く事ができます。
(そういう意味では入門編かも。)
とても穏やかな午後のひとときを切り抜いたようなアルバム。
POCOPENの声も相変わらず包容力があり、
ギター西脇氏の演奏もレンブラントのような煌めきを帯びてる。
西脇氏のギターは本当に癖があって、
その魅力はソロ「森 (La Foret)」で堪能できると思います。
でもこれだけ良いアルバムが、
未だにずっと廃盤であるのが大変惜しいですが、
これだけ音楽がデータとして空気のように行き交う時代、
ある種、裸のラリーズのCDのように、
本当に欲しい者のみが手に入れることができる、ような、
高嶺に咲く盤があってもよいと思うのです。
(だいたい市場では10000〜25000円くらいっぽいからそんな高くないけど。)
SAKANA [ Rockin' Chair ] live at MANDA-LA2 10/01/31
ジャズロックだとか、喫茶ロックだとか、ブルースだとか、
色々形容しようはあるけど、ズバリ「ロック」でしょう!
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10/14/2010

初恋の嵐 / 真夏の夜の事

アルバムジャケットが最強、に異議は認めない



いつものように自分のことからですが、
初恋の嵐は新宿のLOFTで行われた「新宿ミーティング」なるイベントの
コンピアルバム「新宿ミーティング01」で初めて聴きました。
このアルバムを買った目的は、、、スキマスイッチだったかな(笑)。
まあコンピなんで、
スキマスイッチとか穴奴隷とかニーネとか、
いいバンドがたくさんはいってるんですが、
その中でも一際重厚な演奏をしていたのが初恋の嵐。だと思う。
初恋の嵐
って名前聴くと、
「ロビンソン」か「スピッツ」どっちがバンド名?
ってな時代を思い出しますな。
演奏が、とっても太い。
太いんだけどスリーピース。
ボーカルの西山さんは、
僕がしっかりと初恋の嵐を聴き始める前に亡くなっている。
なので、もう新しい音源を聴くことができません。
そういう前提で聴き始めた音楽だから、
すごく終末感を噛み締めながら聴いてしまったけど、
そんな気持ちを打ち破るように一曲目「初恋に捧ぐ」が流れる。
明るい、
なんか終わらない気がする。
今でも最後の曲まで、僕は通して普通に気持ちよく聴けます。
でも聞き終わった後、やっぱ少しずつじわじわと悲しくなってきて、
ああ、やっぱりこのバンドはもういないんだなと強く感じるようになります。
それはこの『真夏の夜の事』の持つ、特殊なパワー。
というかこの曲に込められたパワーがすごい。
真夏の夜の事
(野暮ですが、このPVは緒川たまきさんと山本太郎さんが出演!!!!
超豪華過ぎだしっ! いいPVだし、二人とも大好きな俳優さん!! 最高!!)
勝手な事を言えば、
なんとなくこの曲を中心にこのアルバムが構成されているようにすら感じる。
これは想像のストーリー 意味など無い
想像のストーリー
これは想像のストーリー などでは無い
真夏の夜の事

こんな歌詞で終わる。
嗚呼。
でも最後の最後に力強く「などでは』と歌う西山さんの声。
限りなく身にしみる。
マジで「渾身」という感じ。
この一節で痺れます。
このアルバムのピーク。
なんとなく歯切れが悪いようで、
見事にまとまったアルバムの中の1曲。
20歳で出会えて良かった。
(あとアルバム内の『nothin'』のギター、最高っす。)
アルバム、聴いてみそーーーーー!
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フレネシ / メルヘン

コピーのまたコピーは本物だった!?



ゼロ年代は模倣であることを力強く開き直るというのが、
一つの表現のスタイルとして一般的になったと強く感じることが多かったのですが、
その更に一歩向うには、もっとすごいヤツがいました。
その名も"フレネシ"。
「80年代以降の音楽はすべて焼き直しだ!」
みたいな乱暴なことを言うクリティック方もいらっしゃるようですが、
(中には60年代で音楽の発展は終わったとかいうことも聴きますが....)
まあ昨今のリバイバルロックを聴いていれば、
模倣がよいか悪いかは別として確かにそれは事実ではあるでしょう。
んで、そんな時代の飽和感とも相まって時代のイコン(遺恨!?)になりそうなのが、
フレネシ。
アートワークは70年代アニメやドラマの模倣。
をした00年代(タナカカツキさんとか)を、
少し距離を置いて俯瞰しながら少し小馬鹿にしたような模倣。
と一筋縄では行かない。
音楽ももちろん、レトロ風。
を通り越した80’sポップス。
の更に派生系であるJ−POP。
の模倣。
(パクリではない、模倣。
もちろん模倣という表現自体が開き直り。)
というか、
相対性理論みたい。
とにかくすべてが模倣。
模倣のツギハギ。
ツギハギも、ツギハギし過ぎれば、
どこが模倣なのか分からなくなります。
ということで、一周してモノホンへ。
というかよく考えれば、
古今東西のロック音楽の巨大なアーカイブ?
でもちゃんと耳を澄ませば、
やっぱり極上のフレンチポップなんだぜ?
だから、賛成。
フレネシ「覆面調査員」PV
そして名前さえも「フレシネ」の模倣...?
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10/12/2010

住所不定無職 / あの娘のaiko

名前のイカツさが、だんだん可愛く



最近豊田道倫ばかり聴いているのですが、
そこから派生してアコースティックで
手作り感のある音楽を好むようになってきました。
あと歌詞も妙に気取ったのではなくて、
とてもカジュアルな、洗練されない文句を
いやみの内容に歌い上げるものが気持ちよい。
疲れてるのでしょうか?
あまり重いものは要りません。
プロダクション臭いのは、なんか少しずつ受付けなくなり。
住所不定無職は名前だけは知ってたけど、
もっとガレージっぽい曲しか聴いたことなかったので、
このフォーキーな感じは意外でした。
別に嫌いじゃないけどなぜか手が伸びませんでした。
(名前のせい??)
「あの娘が歌うaikoが好き♩」
と淡々と歌い上げるのは、
歌詞的には主体は男の子なんだけど、
歌っているのはロリータボイスのかわいい女の子。
っていう設定だけでもいいんだけど、
「僕はあの娘が嫌い」
「あの娘が歌うaikoが好き」
ってのがなんともね。。。
いいじゃないですか!!!
住所不定無職の音楽は最近初めてしっかり聴いた。
だからアルバムも何も手元にないけど、
とりあえず今度友達の結婚式があるから、
そのときに、東京で買おうと思ってます。
なんか「東京」感のあるバンドだから。
↓聴いてみてくり。
住所不定無職『あの娘のaiko』
豊田さんVer.
豊田道倫 『あの娘のaiko』 (住所不定無職cover) Live at UFOCLUB (10-03-22)
川本真琴にも歌って欲しい!
絶対あうと思うんだけどなー。
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yes, mama ok? / コーヒーカップでランデヴーって最高よ

エアギターの人、で済ますな



金剛地武志が最初地上波に出ると聴いたときは興奮したものです。
なんかの予告で「エアギター世界制覇したあの男が!」見たいな文句が出てきたので、
おおお!と思いまして。
大学の友達にも、見ろ見ろ言ったんだけど、
やっぱ誰もしらねー。。。
スペシャを見てた俺にとっちゃ、
ブライアン、宇川、You the Rock並みの偉人なのになァ。。。
まあ、そんなわけで、二度ブレイクをした金剛地先生ですが、
一度目の時のピーク時の曲がこれ。
(実はプレミアついてる♥ラッキー)
アルバムでは、過去の焼き直しパワー全開で、
バグルスのカバーなんかもやっていて、
あの時代にバグルスっていうセンスに度肝を抜かれた。
(今なら時代に超シンクロしてるけどさ・・・当時は「ダセー」だよね)
んんで、今聴いてもまったく新鮮。
こびてないし、オリジナリティあるコピーバンドみたいな。
そういう意味ではやっと金剛地の先取りしすぎた時代を
我々が今貪っている、ということなのかねえ。
「スッキリ」とかも出てたよね。
極楽加藤との絡みもよかった。
控えめだけど、いろんな才能のある人。
憧れる。
yes, mama ok?/コーヒーカップでランデヴーって最高よ
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プラハデパート / バードストライク

プラハの怪しい春



プラハデパートのアルバム「右往左往」から。
バードストライクってのは、
飛行機の翼のエンジン機構に鳥が入り込み、
小さな爆発を起こすだかなんだかそんな現象の名前ですが、
(ちょっと前に少し話題になった)
なんともそのイメージ通りの怪しい不気味な感じがかっこいい。
名前もジャケもなんだか80年代な怪しさ満点で、
個人的にはドつぼなんですが、
いかがでしょうか?
演奏もかっこいいね。
バードストライク:プラハデパート

10/11/2010

休みの国 / マリー・ジェーン

仕事の国から。



休みなのにしごとしながら書いてますが、
休みの国に行きたいなと思いながら聴いてます、休みの国。
いい気分だなー。
ジャックス好きからは有名だと思うけど、
一般的な知名度は相当低い、のかな?
ちなみに実家の母はフォーク好きなので、名前だけ知ってました。
名前からしてヒッピーを想像してみる。
ちょうどつのだひろのストロベリー・パスが
「メリージェーン〜」を出した頃と同じくらいなのかな。
勘で言いますけど。
この頃メリー・ジェーンが流行っていたのかな。
まあそのストロベリー・パスもそうなんだけど、
この時代のサイケデリックなギターは本当に気持ちがよい。
ほれ、↓こんなカンジの。
Strawberry Path The Second Fate
休みの国の「マリー・ジェーン」もまったく古くささを感じさせない
洗練されたサイケの名曲。
乾いたボーカル&ギター&ドラムが、
ジャケットの砂漠&駱駝のイメージに重なる。
実はオルガンも入っているが、なんだか全体的に簡素な感じがする。
仰々しさはない。
かくいう自分もこのバンドのことは何も知らないのですが、
どうやらこの曲の入ったアルバム以外は廃盤だそうで、
そんな情報を聴くとうきうきしてきますね。
ビートルズの「ラバーソウル」が好きな人、おすすめ。
ちなみにこの曲はYouTubeになかったので、
もっと有名な「追放の歌」で。
追放の歌 [休みの国]
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三洋電機 / NEW eneloop tones 充電式ニッケル水素電池(単3形8色カラーパッ ク)

三洋△!




三洋電機はいいものをつくるのに、
どうしても三流イメージがつきまとってしまう。
もうこれはどうしようもなくロゴのせいもあると思うが、
個人的には実直な感じが好みなので、
ICレコーダーと扇風機と電池はサンヨーさんよ。
そんななかでも、
「eneloop」だけはビームスとコラボしたりしていて、
激アツである。
充電池は以前トップバリュのを使っていたのだけれど、
あまりに劣化が早いので、
見た目のいいエネループにかえた。
そのとき比較した当時松下の「エボルタ」、
これはないわーってくらいださい。
EVOLTAくんはかわいいけどね。
本当松下って、いい意味で日本臭い。
最近じゃ「eneloop lite」なんつう廉価版も出たりしていて、
かなりアグレッシブな印象。
ライバルは「エボルタ」と、
エレコムの「AN ECOL.」、

んで、最強アップルの「Apple Battery Charger」

う〜む、ただの電池だし、
誰にも見られることもないのだけれど、
このバリエーションとこだわりよう。
不思議。
まあとにかく、この「eneloop」のカラーバージョンには心をうたれた。
乗り換えはしない。
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山本精一 / Nu Frequency

いい波がきてる



ジャケットの通り、
TZADIKからのリリース。
ジャズといえばジャズなんだけど、
ジャズじゃないといえばジャズじゃない。
とりあえずこのCDをマランツの上級オーディオにぶち込んで、
電源ONのままヨーロッパの湖に沈めれば、
きっといい波が起きて湖畔に白鳥たちが集うだろう。
それを眺めながらガラス張りのラウンジで、
紳士服を着てカップラーメンでも食えたなら、
極上の幸せです。
というような変な妄想をかき立てる、
山本精一ギターとチャイナ(羅針盤)ドラムの見事な絡み合い。
ギターってこんな音色になるんだ。
ドラムってこんな変則ビート出せるんだ。
みたいな、子供みたいな感動にただ呑まれるのは、
だまされるのをわかっていてだまされるような、
抜けの悪い気持ちよさがある。
音自体はとても心地よい。
作っている様子も想像できてとても微笑ましい。
と同時にチャイナのドラムをもう聴けないことがただただ悲しい。
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PoPoyans / 祝日

ヤフオクだったら「クウネル」って検索向けにタイトルに書かれそう



World Standardの鈴木惣一朗氏がプロディースしたPoPoyans。
超オーガニック系。
デビュー時に騒がれてたので、
僕は俄にシングルだけを聴いてMSNメッセンジャーをやっていた友達にプッシュしたらば、
その友達がはまってしまい、CDを購入。
終いにはライブにまで足を運び、握手とトークまでして帰ってきて、
僕にしっかりアルバムを聴けとアルバムをくれる、という逆輸入状態に。
そこまではまるほどの音楽かと思って聴いてみれば、
気持ちのよいライトなポップスで、
ところどころアシッドな感じがして妙に気になる存在になってしまった。
(一瞬)
単なるポップスに収まらないところは、
さすがは美大卒の美人二人組らしいところでして、
なにかと計算された天然さが売りになっていると思います、はい。
僕は勝手に山本精一氏と共演したら、
いい音が出せそうだなぁーって常々思ってるんですが、
実現しそうな人脈はありながら、
未だ見られず。
実現したら北海道だろうとすっとんで見にいくと思う。
PoPoyans「おとしもの」
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Hightide / Penco Progressive Recorder

スクラップを少しずつ。



ハイタイドが作った架空の会社「The Pen Company」=「Penco」のノート。
パッケージかわいすぎる。
こういう架空の会社みたいな小細工がそそります。
ハイタイドはなかなか飽きない。




なんとなく捨てられなかった超カジュアルなものを貼る。

仲間由紀恵 with ダウンローズ / 恋のダウンロード

皮肉なカンジ



たったの4年前であるが、
音楽業界という商業構造が「ダウンロード」という行為によって駆逐される前夜の、
なんともあどけないひとつのアンセム。
あのころはだれもがauのLISMOや着うたがモバイルリスニングの雄であり、
mp3のダウンロードなんて使いにくそうなものは日本人に合っていないし、
iPodだったりiPhoneだったりなんて流行らないと思っていた。
僕もそうだった。
でも現実は違った。
auはおそらく脚光を浴びたのはこのCMが最後、最期だったように思う。
これ以降はひどいプロダクションばかり。
auは音楽業界とは関係ないから、
ダウンロードがメインになろうと別に痛くはないわけだが、
自分たちの確信していたLISMOという音楽プラットフォームが完全に凋落していることは、
やはり大きい痛手だと思う。
とはいえ、自分も生粋のauっ子。
auのかつてのパンク精神を期待し、
IS03等の日本人向けスマートフォンで、
韓国に身売りした他の2社を見返して欲しい。
【PV】仲間由紀恵 with ダウンローズ 恋のダウンロード

10/10/2010

おとぎ話 / BLANK POP!!!

青春の垂れ流し。



たまに音楽とは運命的な出会いを感じる機会というのがありまして、
このおとぎ話というバンドとも、
何か心に残る出会いをしたのを覚えております。
というほどのことでもないのですが、
大学の時に木村カエラのラジオをたまに聴いていたのですが、
その番組が終わった後にだらだら流してたラジオでおとぎ話の曲がかかり、
「うお、かっこいい!なんじゃこれ!」と叫びました(誇張です)。
なんか心に残ったのは、実は聴いたことがあったからで、
サブリミナル効果的に興奮したのだと思います。
ラジオで聴いた歌詞を元にネットで少しずつたどっていくと、
少し前にディスクユニオンで視聴した楽曲だったということがわかりました。
やや、それだけではなく、
そのときユニオンでこの「BLANK POP!!!」を購入していたのですが、
完全に忘れて鞄の中に入れっぱなしだったのでした。
(バイトで忙しかったもんで。。。)
この後に発売されるシングル「クラッシュ/アテなし」や
アルバム群に収録される曲も入ってますが、
なにせこのインディーならではの音質がとてもイカしてます。
実は彼らのメジャーの1stより後はまったく追っていないのですが、
現在はどうなのでしょうかね。
名前はけっこう売れてるように感じるのですが、
少し地味になってしまいましたね。
おとぎ話 --- あてなし-クラッシュ
黒猫チェルシーやOKAMOTO'Sなんか好きな
ニュー60’sが好みの方にもおすすめです。
あと、前野健太さんとのライブもやっている模様。
好きなアーティスト同士が接点をもっていたりコラボしたりするのは、
ファンにとっては最高ですねーー。
東京の空 / 前野健太 with おとぎ話
なお、これは手作り感溢れる同盤の付録です。

http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?lt1=_blank&bc1=000000&IS2=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=tjmhndrx-22&o=9&p=8&l=as1&m=amazon&f=ifr&md=1X69VDGQCMF7Z30FM082&asins=B000KRN5VE

豊田道倫 / 大人になれば

大人になっちゃったけど。



豊田さんの曲のことばかり書いてたり呟いてたりする気がするけど、
また書きます。
毎日聴いているので。。。
今まで豊田さんの曲を知っている人に一度もあったことないので、
たまっているのです。
それはそうと、
この「人体実験」ってアルバムは本当に聴いてて爽快だ。
名曲が詰まっている。
ボーカルのボリュームが大きいせいもあるかもしれないが、
基本的に気迫迫る曲が多い。
思わず息を飲む。
緊張する。
まるでライブ盤のようなおもむきもあり、
ハプニング的な、非常にアナログな仕掛け(意図的ではないにせよ)があったり、
即興なんじゃないの?って思わせるような節もあったり。
そんな不安定さを勢いで押し切るような迫力がただただ気持ちいい。
アルバムの中には躁も鬱も混じっているが、
その中間にあるような曲がこの「大人になれば」。
オザケンにも同名の曲がありましたね。
自分のベッドルームにいる子供の情景を、
訥々と豊田節にエンコードしていく曲です。
なんで好きかって、
自分の子供の頃の心情とダブるからなんです。
共感を歌に求めてはいないけど、
しかしこの懐かしい気持ちを歌った曲に会ったことがないので、
なんだかとても大切なんだよなーと思うのです。
うむ、大切にした気持ちなので。
聴くたび、心に刻まれるものがあります。
下から 聞こえるのは 父と母の 低い声
しかられて 上にあがり カセット聴きながら 泣き疲れ
明け方に下に降りて ストーブつけると
大人になれば 友達や恋人ができて 大人たちのように 笑えるだろう
—きっとね
みんな、
(ラッドウィンプスなんて聴いてないで)もっと豊田道倫を聴けーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!#
http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?lt1=_blank&bc1=000000&IS2=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=tjmhndrx-22&o=9&p=8&l=as1&m=amazon&f=ifr&md=1X69VDGQCMF7Z30FM082&asins=B000089DM9

くるり / 魂のゆくえ

円熟。



くるりにはそこまで思い入れもないし、
特別詳しくもないのですが。
丁寧な文体で書いてみます。
くるりをよく聞いてたのは高校1〜2年の頃で、
ちょうどアルバム「TEAM ROCK」が出た頃でした。
もちろん僕の周りにはくるりを知ってる人がおらず、
クラスで唯一ひとりだけくるりファンのA君がいたのを思い出します。
(かなりとがったやつで、今でも元気にしてるか気になります。)
『ばらの花』あたりはがっちし聞いていたし、大好きだったのですが、
そいつから『ワールズエンド スーパーノヴァ』を借りて聴いたところ、
いたく感銘を受けまして、ドドっとハマったものです。
そっからけっこう有名になってきたくるりは、
Mステなんかにも出ちゃって、知ってる人は増えたのですが、
逆になんだかつまらなくなってしまって、
「ザ ワールド イズ マイン」を最後にぷっつり聴いておりませんでした。
(「ザ ワールド〜」は例のA君から借りて聴きました。)
(ちょこちょこCMとかラジオでくるりがかかってるのは聴いていましたが、)
しばらくのブランクを経て、この「魂のゆくえ」を聴きました。
なんとまあ懐かしいというか、
「TEAM ROCK」なんかよりもっと前のくるりから、
アシッド感を抜いた感じの極上のポップだったので驚きました。
くるりがデビューしたころはロックとデジタルがどう折衷されるか、
みたいなことをいろんなバンドが試行錯誤しているような音楽が多かった気がします。
くるりもかなりいろいろ工夫した音楽をつくっていたようですが、
感性的に刺激はされたものの、心には響きませんでした。
(『ワールズエンド〜』はアリだったけど。)
んで、最終的にくるりが「ああ、ここに帰着したか」って思わせてくれるような
ハートウォーミングな作品がこの『魂のゆくえ』だったのです。
”帰着”ってのは僕の邪推ですが、もし真実であれば、
『さよならリグレット』って曲(の歌詞)はとても沁みてくるものがあります。
そんでどれを聴いても、ああ心がこもってるな〜ってしみじみしてしまいますね。
http://www.youtube.com/watch?v=Wc1NOo9yvhM
それと同時にすごくルーズ。
いい意味で、超気が抜けてる。
そんでもって『Natsuno』みたいな素晴らしい曲をさらりと歌う、
なんだか大御所感をひしひしと感じさせます。
くるりはけっこう多作ですが、
このアルバムは平々凡々としているようで、
ある種特殊なアルバムのような気がしてなりません。
(あ、このあと、一通りアルバムを聴き返しました。)
余談ですが、
『さよならリグレット』シングル盤の3曲めの『pray』という曲は、
隠れた名曲かと勝手に思っています。
http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?lt1=_blank&bc1=000000&IS2=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=tjmhndrx-22&o=9&p=8&l=as1&m=amazon&f=ifr&md=1X69VDGQCMF7Z30FM082&asins=B001XBP5YG http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?lt1=_blank&bc1=000000&IS2=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=tjmhndrx-22&o=9&p=8&l=as1&m=amazon&f=ifr&md=1X69VDGQCMF7Z30FM082&asins=B001BOBYIQ

10/04/2010

Heming's / tente Commercial ティシューケース

ティシューのヘヴィーユーザーに
image-20101003233852.png
ヘミングスは「tente」ブランドの布製ティシューケースで有名なメーカーです。
殆どの雑貨屋さんには一つくらい置いてあるんじゃないかと思います。
ウチは諸事情によりティッシュを多用するので、
どうせ置くならかっこよく、っつうことで、
ここのケースを買うことに。
http://www.hemings.co.jp/tente/comm.html
買ったのは静岡のLOFTという雑貨屋さん。
(あの大手LOFTじゃないよ!)
中が見えるということと、
柔らかいという、
既存のティッシュ箱の概念をぶち壊すデザインに惚れました。
かわいいっしょ?
んで、中身は、アホみたいな紙箱入りのエコティッシュではなく、
イオンの激安PB「ベストプライス」のティッシュを使うのです。
質はわるいけど、まあ用途が用途だからOK。
このティッシュはビニール入りなので、
かなり出すのもお手軽。エコでやんす。
まあビニール入りがエコなのかどうかは微妙なとこだけど。
image-20101003234636.png
⇩脱がす!
image-20101003234705.png
「いや〜ん」
全裸になったヤツを打ち込むだけ!!
ああ、なんかアホなOLの日記みたいになっちまったな、
まあ、いいか。
http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?lt1=_blank&bc1=000000&IS2=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=tjmhndrx-22&o=9&p=8&l=as1&m=amazon&f=ifr&md=1X69VDGQCMF7Z30FM082&asins=B001FCI53Q

10/03/2010

電気グルーヴ / Volcanic Drumbeats

ふっきれたハッピーな怪作の2曲目

昨日近所の中古レコ屋で、
人生の「サブスタンスIII」の未開封(!)がなんと300円で売っていたので、
持っているにも関わらず、思わず衝動的に買った。
(未開封とかそういうのって、どうして出てくるんだろう? 小売の倒産とか?)
持っている方は帯がないので、まじまじと帯をチェックしてみたのだが、
やはりいちいち帯まで面白いので、下に記してみます。
早報!!!
人生(ZIN-SAY!)お正月映画「おばばカヌーで世界一周」
’97年夏休みロードショー予定。
同時上映「バカ日誌」

近日発売予定!
TV人気シリーズ「人生(ZIN-SAY!)の針山でドン!」第1話~最終回までの
ビデオ・LDセット。
(ビデオ18本組・LD283枚組予価58万円
※人生(ZIN-SAY!)の車錠ねらいセットは発売中止となりました。

注意
※ノイズ等が入る曲がありますがマスターテープのおかげです。
CDの表面が汚れた場合はなめるか新しいCDを買って下さい。
このCDは「スターウォーズ 帝国の逆襲」のサントラではありません
CDを細かく割って食べると死ぬ場合があります。
このCDには皮グツが付いてきませんのでご了承ください。
お気づきの点がございましたらあばれちゃってもいいよ。

あつめよう!
タスキ下の応募券を10枚あつめると友達に自慢できます。

応募券 月刊殺人 8月号

ふぅ・・・。
このノリこそが初期の電気である!
話が遠回りになったけど、
このAというアルバムは電気にとっての金字塔であるように感じられます。
前掲のような「笑い」のノリは徐々に渋めに収斂され(古谷実的?)、
ガチンコのテクノからさらに広がっていく新しい電気のワクワク感が詰まってます。
おまけに大ヒット曲「シャングリ・ラ」や「ポケットカウボーイ」
なども入っていてセールス的にも成功、
卓球・瀧・まりんのトライアングルのもっともピーク時の録音。
とにかく「ハッピー(ハピネス)」=テクノの原点 が詰まっている。
幕開けの「かっこいいジャンパー」からして、
とてもハッピーな構成になっている。
パブリックイメージを抜け出し、底力を大発揮したこの名曲は、
底抜けに底抜けするほど気持いドラムビーツが冴える。
PVはそれでも笑える。
DENKI GROOVE - (PV)Volcanic Drumbeats
http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?lt1=_blank&bc1=000000&IS2=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=tjmhndrx-22&o=9&p=8&l=as1&m=amazon&f=ifr&md=1X69VDGQCMF7Z30FM082&asins=B00000ILSN

KING OF「I LOVE YOU」

集めてみた。
「I LOVE YOU」の唄を集めてみた。
自分のiPodにもけっこうあるある。
あまりラブソングを意識して聴いてたわけじゃないけど、あるある。
・・・つうことで、33曲ほどあった。
尾崎豊- I LOVE YOU
やっぱI LOVE YOUの代名詞はこれっしょーー。
本家はかっけーけど、色んな人のカバーはしょぼい。
パラダイス・ガラージ(豊田道倫)の「I love you」は、
ウン千万の製作費を投入して作られたというメジャーからの名盤に
入っている曲(シングルも切られている、
Primal Screamの「Love You」は、
ボビーが黒歴史にしたがっている(らしい)時期の名曲。
ローゼズみたいなドライなアシッド感が心地よい。
最後の「Don't Walk Away~」が「遠くへ~」って聴こえて、
意味深。
Primal Scream - Love You
オフコースのこれは、
またまた結構意外にAxCxIxDな名曲であります!
最後のコーラス、ゾっとする。
小田さんマジだね。
ガキのころ車の中でよくかかってたから、聴いてると心地よい眠りにいざなわれる。
オフコース I LOVE YOU
10位以下はテキトーだけども、
いまスマートプレイリストを作って聴きなおしてたら
けっこう長渕の「I LOVE YOU」が気に入ってしまった。
長渕 東京ドーム I Love You

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TitleArtistAlbum
1I love youパラダイス・ガラージBEST かっこいいということはなんてかっこいいんだろう
2Love YouPrimal ScreamSonic Flower Groove
3I LOVE YOUオフコースオフコース・グレイテストヒッツ 1969-1989
4I love youツジコノリコ化粧と兵隊
5I Love YouKramerThe Guilt Trip
6love me,I love youB'zB'z The Best ULTRA Pleasure
7I Love YouLou ReedWalk On The Wild Side: The Best of Lou Reed
8Love You MoreBuzzcocksSingles Going Steady
9I Really Love YouSwell MapsInternational Rescue
10I LOVE YOUの逆襲Spank HappyFreak Smile
11Baby I Love Youくるりベスト オブ くるり Tower of Music Lover
12Baby, I Love You斉藤和義『歌うたい15』 SINGLES BEST 1993~2007
13and I love youMr. Children四次元
14AND I LOVE YOUDreams Come TrueAND I LOVE YOU
15神経症 I LOVE YOU人間椅子人間椅子
16I LOVE YOU (Live Version)尾崎豊Artery&Vein The Very Best of YUTAKA OZAKI
17I Love Her All The TimeSonic YouthBad Moon Rising
18I Love You wa 000-Karaゲロゲリゲゲゲパンクの鬼
19Martha [I love you]KamijoMartha
20I love you長渕剛BEST ~風~
21Why do I love youCoccoサングローズ
22P.S. I Love YouThe BeatlesPlease Please Me
23Love YouSyd BarrettThe Madcap Laughs
24La La Love YouPixiesDoolittle
25I'm The Man Who Loves YouWilcoYankee Hotel Foxtrot
26I will love youYUII LOVED YESTERDAY
27I Love You, Porgy畠山美由紀Fragile
28I Love You Golden BlueSonic YouthSonic Nurse
29I LOVE YOU (Album Ver.)中島美嘉YES
30I Love YouJohnny Thunders & The HeartbreakersL.A.M.F. Revisited
31Love You ToThe BeatlesRevolver
32Girl I Love You feat. Horace AndyMassive AttackHeligoland
33I LOVE YOU徳永英明 SINGLES BEST

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Goose Creek Symphony / Do Your Thing But Don't Touch Mine

トラウマジャケット

このバンドのことは何も知らないけれど、
ずいぶんと前に渋谷のディスクユニオンで原盤を見かけた。
その時の恐怖感といったらない。
ヒプノシス的でもない、
別に直接的なグロでもない、
なんでか非常に不気味なジャケット。
見かけたときにバンド名に「Creek」というのが付くということ、
あとCCRみたいなノリの英単語3語で構成される名前だったってこと。
この2点だけがなぜか頭に残っていた。
んで、先日この盤のことがふと頭をよぎり、
ネットでずっと探してたら、
無事邂逅するに至ることができたのです。
ネット時代に多謝・・・。
今見てもなんとなくおどろおどろしい感じが気分を害する。
機会があれば聴いてみたい。

10/02/2010

Zentertain LTD. / ポケットカラオケ - Any song, Anytime, Anywhere!

車がカラオケBOX(VOX)になるかもしれない革命

神アプリの名にふさわしいアプリが登場!
なんとiPhone上でカラオケができてしまうのであ~る。
どのような内容かというと、
・iPhoneに入っている音源のボーカルを消去して、
 カラオケ用のバックトラックのみを抽出してくれる。
(ファイル自体は書き換えられないのでご安心を)
・そのトラックに自分の声を載せて、
 かつ録音できる。
・WEBブラウザまでついているというサービスの良さで、
 歌詞などを見ながら歌うことができる。
これで自宅カラオケの練習ができるし、
カラオケにない音源でも自分でカラオケを作ってしまえる!
(歌いたいけどマニアすぎてカラオケに曲が無えって人にLOW-HO!朗報!)
ここまで徹底した完成アプリながらまったくのタダ!
500円くらいなら出したけどなー。
ダウンロードはこちらから~。
最近再び盛り上がりを見せるApp達。
RemoteのiPad版は待ちに待った一作。
Remote発売を記念して、
The Clashの『Remote Control』!!!!
The Clash - Remote Control

ザ・ゲロゲリゲゲゲ / B面の最初の曲

最低なれピンクパンク...?

もう、これは何も言う必要はあるまい。
とにかく多くの人に聴いてほしいだけ。
ただ、それだけ♪
名前といい、
楽曲内容といい、
タイトルといい、
ジャケットといい、
ルックスといい、
すべてがこれ以下はないほどの地を這う。
でも決して地下ではなく、
地を這う。
現代音楽?
オルタナティブ?
前衛?
ノイズ?
・・・パンクス?
・・・・・・もしかして、J-POP?
知らねーよ、センズリしてんだよ俺らは、ってねぇ。
♪名曲
THE GEROGERIGEGEGE - B面最初の曲
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想い出波止場 / ブラックハワイ

人を食ったようなアルバム(俺は食われた)

このバンドについてレビューをするというのは、
なんだか負けたような気持ちになる。
っていうのも、もうとにかくぐちゃぐちゃというか、
こんな「人を食ったような」という形容しか見つからない音楽を
まじめに評価しちゃったらどっかで笑われてしまいそうなので。
ジャケットも見て下さい。
大きなエビを担いで、なぜかロゴが「VIVA BRAZIL」・・・ブラジル万歳。
内容も聴いてください。
曲ごとにまったくアプローチを変える適当な構成。
いや、待て、適当なのか?
実はとても精密に計算されてできたアルバムなのではないか?
なんて深読みしすぎ??
・・・てな具合に∞ループの思索に耽る。
それが想い出波止場。
Omoide Hatoba 想い出波止場 - Heaven Born Devils (1994)
でもひとつ思うのは、
「ぐちゃぐちゃ」って感じるってことは、
やはりこれは「POP」ミュージックなんだろうなー、ってこと。
ノイズ? そんなんじゃないです。
ちなみに私は、『台湾ディストーション』が好き。
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Jeff Buckley / Grace

死して尚、生命を歌う。

僕はなぜだか、自分かモノを買った場所ってのをずっと覚えている。
近所のブックオフで買った「MUSIC LIFE」に、
いきなしJeff Buckleyの追悼特集が載ってて、
それがJeffとの出会い(別れにして出会い)。
けっこうなまなましい記事が載ってて、
Jeffの友人へのインタビューかなんかだったと思うけど、
Jeffと川へ行って遊んでいたらいなくなっていた。
数日後死体で・・・みたいな記事。
まあそのときは興味もなかったんだけど、
それから高校の時に通学路にあったCD屋で、
閉店するから在庫一掃セール!みたいなのをやってて、
そこでこの「Grace」が半額になっていたので、
何かの縁(?)と思って買ったのです。
(あまりいい出会いではないですね。)
帰って早速聴いてびっくりした。「声」にやられた。
「MUSIC LIFE」って雑誌は、
Half JapaneseとかGastr Del Solとかの記事も載ってて、
当時のロッキングオンとかと比べると多少オルタナな感じではあったけど、
でも大衆音楽誌という印象だったので、
Jeffの音楽もまあ「ロック」って感じだろうと思っていたのだけれど、
なんだかクラシックや教会音楽のような、とても聴かせる音楽だったので、
予想をいい意味で裏切られた感じだったのである。
というか、何よりメロコアとかを聴いていた当時の弱冠15,6歳の耳には、
かなり衝撃的な音楽であった。
「死んでしまったから」というしょーもない刷り込みのせいではなく、
強い生命の振動をコダマさせる声であった。
『Lilac Wine』の「Listen to me, why is everything so hazy?」ってフレーズ。
小刻みに揺れるどこか影をもったボーカルが本当にかっこいい。
Jeff Buckley - "Lilac Wine"
JeffがNirvanaのカバーをする映像を見たことがあるけど、
『Last Goodbye』を聴けば、それもなんか分かる気がする。
決して「高尚」なんかじゃないんだ、このロックは。
Jeffはロックなんだって。
Jeff Buckley - "Last Goodbye"
この人のことに言及するとき、ボーカルにばかり話がいきがちだけど、
このアルバム聴けば、
演奏・曲・バックバンドすべてが相当に輝いてるプロダクションのもと、
製作されていることがよ~くわかる。
かなり緻密に、練って練って作られている。
とても温かい盤。
温かく、奥深い盤。
だから決して飽きがこない。
聴き飽きるどころか、聴き足りない。
いつまで聴いても到達できない境地にJeffがいる。
もうすぐ購入して10年になるが、
毎月1度は必ず通して聴く。
稀代の名盤。
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