12/12/2010

麓健一 / YOU DON'T LIKE LOVE SONGS

Sweet Comedy



ロックの伝説だとか歳月をかけた大傑作だとか、大きな冠を載せられた盤より、
ひっそりと出てあまり知られていないアルバムが素晴らしい作品だという事はよくあります。
この麓健一氏のアルバムも、
CD-Rというメディアで、2000年代にこそこそっと滑り込んだ傑作。だと思うのです。
2000年代の雰囲気を特にまとっているわけでもないのですが、
この時代だからこそ注目され、生まれた雑食フォークのように感じます。
匿名的な物語の紡ぎ方と抽象的な雰囲気、
そしてシューゲイザー的なサウンドの志向は、
どことなく木下理樹氏のインディーズ盤を思い出します。
あと、スローなM83でしょうか。
際立って良いのは、「美化」でも共演しており、
発売元の美人レーベルオーナーでもある
にせんねんもんだい高田正子氏との共演(デュエット)部分。

YOU DON'T LIKE LOVE SONGS CM
http://mediaservices.myspace.com/services/media/embed.aspx/m=25770110,t=1,mt=video
麓健一 | Myspace Music Videos

このCMでも共演策「時と鏡」がフィーチャーされています。
美男美女カップルです。

これは七針でのライブ。
七針みたいな場所がよく似合いますね。
あと、アコースティックで聴くと、CDとまた色合いがかなり異なるのがいいですね。
麓健一 "四月になる前に" @七針

12/06/2010

Rising Sun Rock Festival in EZO 2010

誰のせい? それはあれだ! 夏のせい


RSR10。
終わってから空港で爆睡し、機内•車内で爆睡し、自宅でも爆睡した。
左遷BOYS、日の出づる音の国の天子として、レビューおたくとして、
要望皆無ながらライジングサンロックフェスの次第と所感を空港~自宅よりつらつら簡潔にディスクリプション!
(空港の周りに何もなくて超ひまだったので、ずっと書いてた→超細かい!)
三田純こと観た順↓
1日目
●チャットモンチー→聴いてた学生時代がフラッシュバックして憂鬱に・・・。ベース可愛い。
●KAN→バリバリ現役(原液)、チラ見程度だけど、かなりファンキー。ビリージョエルみたい。かの「愛は勝つ」は聞けず。
●Cocco→好きな曲は聞けず。声が超きれいて雰囲気バグツン。MCが相変わらずカタコトっぽくて可愛い。連れが、ex.くるりの大村がギター弾いているのをハッケン!
●トクマルシューゴ→名曲「パラシュート」「ラムヒー」が大盛りあがり。トークがきょどっててかわええ 栗コーダー「ピタゴラスイッチの曲」、バグルス「ラジオスターの悲劇」カバー有り!!なにカバーしても染まる抜群の個性。
●ラブ・サイケデリコ→惜し気もなく「Last Smile」「Everybody Needs~」「Lady Madonna~」等シングル神連発でかなり湧く。「ノスタルジック~」聴きたかったー。バックバンド巧すぎ。デリコやるのにステージ小さすぎ。俺ノリノリ天国すぎで失禁。周りにも失禁しまくる人々。すぐ乾かすバグツンのHEAT BEAT。
●OGRE YOU ASSHOLE→相変わらず浮遊感のある草食な良いロックバンド。シングルやってた。ちょっと見。なぜかサカナクション見たくなる。
●GRAPEVINE→長田進との妙なインストセッション展開でレディへに接近したがり中のところを発見。「エビエビ」聴けた。「風待ち」最高。でも往年のファンしか盛り上がっておらず、ミーハーリスナーを突き放すようなセトリがデリコと対照的でした。私も当然シングルくらいしか知らんので楽しめず・・・。
●ピロウズ→いやーシングル持ってた「I Think I Can」、大好きな「Ride On Shooting Star」聴けたのでうれしかった。向井に向かうため、途中で断念。やっぱ盛り上がってた。
●聖飢魔II→まじでかっこいい!!最高。「蝋人形~」の盛り上がりは、当日イチだったか?「まんこ!」連発。すごい一体感。個人的な趣味抜きなら、間違いなくこの日のフェスの主役であり、ベストアクトだと思う。
●向井秀徳 アコースティック&エレクトリック→最高!「CRAZY DAYS CRAZY FEELING」「WATER FRONT」「Delayed Brain」聴けたー。MCも演奏も面白すぎる。なんと自分が去った後にYUIの「CHE.R.RY」をやったらしい・・・。これは単独を見に行かねば・・・。
●安藤裕子→デーモン小暮に対抗し、天使の衣装で登場。かわいすぎる。
●bloodthirsty butchers→今日の俺の目玉にしてベスト!大好きな最新作からも好きな曲い~っぱいやったし、「8月」もよかった。涙が止まらない・・・。最後のギター投げも見れた。とりあえず名盤「kocorono」完全版を買わなくてはいけません。
●奥田民生→「イージュー★ライダー」大合唱は心に残る!「The Standard」も本当によかった、この唄今までメロディーばっか意識してたけど、生で聴いたら歌詞の意味が存分に伝わってきてジワリ。知ってる曲がもっとあれば、と後悔。とはいえど、生民生を最前列で見れたのはレアでした。→〆
2日目
●グループ魂→矢沢と迷って、こっちにしました。ナマのサダヲ、クドカンはうれしい。下ネタ連発で、「セックス」「マンコ」「シコる」は当たり前のように合唱、「クン兄さん」では「ク○ニ、ペロペロ!」の大合唱で笑わずにはいられない。新曲らしい「手マン部」や名曲「Over 30 Do the 魂」も面白かった。とにかく笑った。
●the telephones→途中抜けだったので、僕の持ってるアルバムからの曲が聴けなかったのがちょっと残念!でも曲知らんくて全然OK、はっちゃけまくり。
●エレファントカシマシ→大合唱の「今宵~」だけ聴いて去る。向井とタイムテーブルかぶせるなよ~。
●ZAZEN BOYS→前日のソロとは曲かぶせず。「SHI・GE・KI」「COLD BEAT」「Asobi」「HIMITSU GIRL'S~」「Honnoji」「Friday Night」等々。連れも言ってたけど、3rdくらいからメキメキ効かせてきた80s風味のシンセの音がたまらん!気持ちいい!チャルメラの即興とかも披露してた。このバンドは全然CDと違う演奏やボーカルをするのでライブみないといかんね。「Daruma」での「谷間」発言等有り。音小さい・・・。
●ホフディラン→あまり詳しくないので合間に少し見ただけだったんだけど、ちょうど高校のときに好きだった「欲望」とか有名な「スマイル」聴けたぜ! のどかでピースフル。
●山下達郎→29年ぶりの野外、芸能生活35周年目ということ、あと大モノというだけで観に行ったんだけど、会場の壮絶な盛り上がりはまさにフェスならでは。キメてるかのごとくハイテンションに。うお~!音楽最高!ラブ&ピース!とか叫んでしまいそうなノリになっちゃいました。ドラムスの人、すごい上手。達郎様ご本人はMCも上手いし、盛り上げも流石だし、「アトムの子」では鉄腕アトムのカバーを挿入したりと、サービス満点。正直今まで見たライブで一番一体感のあるライブだった。奥様の竹内まりやさんもコーラスで登場。・・・泣きました。達郎様でフェス締めたら最高だったのに!まさかのシュガーベイブの「WINDY LADY」聴けた!!(泣) アンコールを誰もしなかったのは、きっと皆満足してたからだと思う。
●七尾旅人→見るの初めて!声とMCがイメージ通りで幻想的。のちにUAのライブでも聴くことになる「私の赤ちゃん」有り。ルー・リードのカバー有り。「Rollin' Rollin'」、「どんどん季節は流れて」大合唱にうるうる。スチャダラの「サマージャム」を織り交ぜられ、もう涙涙。連れとここだけ離れて観に行ったんだが、これは単独で行く価値あった。
●曽我部恵一BAND→もう盛り上がるのは必至だったけど、いつもと同じ曲群で当然のように大盛り上がり。俺も周りも唄う唄う、レスポンス良すぎ。サニーデイでも観てみたいな。
●HIFANA→曽我部の後にちょっとだけ小屋の外から聴いてた。怪しく珍奇な音が外までバッチシ漏れてた。キメてるような感じの人達がわらわら・・・。生で観たかったけどおあずけ。
●UA→ビークルはブッチャーズ吉村も出るだろうから迷ったけど、UAに。ビークルの爆音が遠く離れたUAのステージにまで聞こえてきたが、UAは貫禄の熱演。「Moor」が聴けたのはエコと地球を意識したフェスならではでしょうか。どんどん曲はアッパーになって、たぶんビョークのカバーも混ざり、情熱的なステージにまたしても失禁。涼しい。
●相対性理論→前のWAGDUG FUTURISTIC UNITYでのマッチョな客がさっと引き、草食系男子が最前線へ出て行ったのが観てて笑えた。俺も例に漏れず前から3列目くらいへ。曲とは対照的にモッシュが起きるわ、臭いわ、Oiコールがあるわ、後ろからかなり人が押してきて圧死しかけるわで、かなりカオスに。やっぱボーカル可愛い。「LOVEずっきゅん」は親衛隊みたいなやつらの合唱という完全に秋葉系ノリになったが楽しかった。SMAPに提供した「GAIAにおねがい」もやった(後から知った)。やくしまるえつこが終始iPhoneを持ち、時にいじってたのが衝撃的だった。ムーンライダーズの鈴木慶一さん登場後はギターノイズメインで大盛り上がり、やくしまるえつこはしゃがんでつまらなそうにしてるし、ここが大いにツボで気持ちよかった。
●Boom Boom Satellites→通りかけに一瞬見た。すっごい湧いてた。
●EGO-WRAPPIN' AND THE GOSSIP OF JAXX→途中参加なんだけど、そっから「色彩~」「くちばし」「GO ACTION」の流れで会場大沸騰で、狂ったように踊りだす。一番踊ったなーー。ここでぎっくり腰再発。
●石野卓球・DJ TASAKA→ピエール瀧乱入。
●9mm Parabellum Bullet→う~ん。こ・・・
●Asian Kung-Fu Generation→トリと聞いて、微妙!と思ったが、ふたを開ければ、MC下手でなんか憎めないし、アジカンの曲は何気にほとんど知っててけっこう好きだとわかったことが収穫。セトリもシングル中心でよかった! 「君という花」「ブルートレイン」「羅針盤」とか俺でも歌えるやつ。新作「マジックディスク」を買って聴いてたんだけど、「ライジングサン」という曲があるので、これはやるわとおもってたら案の定アンコール曲がコレだった。この曲の次の締め=フェスオオトリ曲は(たぶん)「転がる岩、君に朝が降る」。寝ぼけながら聴いてゴメンナサイ。朝日は、・・・観れず(曇天のため)。
●総合
ブラッドサースティ・ブッチャーズ★★★★★★★★★★
UA★★★★★
EGO-WRAPPIN' AND THE GOSSIP OF JAXX★★★★★
山下達郎★★★★★
七尾旅人★★★★
向井秀徳 アコースティック&エレクトリック★★★★
●盛り上がり度
曽我部恵一BAND
相対性理論
ラブ・サイケデリコ
●エンタメ度
グループ魂
聖飢魔II
●普通度
アジカン(アジ缶)
キューミリ(0.9cmパラパラなんとか)
●意味不明度
GRAPEVINE
●懐かしい度
ホフディラン
●E.ヤザワ度
矢沢永吉
●噂に聞くと良かったらしい
スチャダラパー
EZOIST
向井アコエレの後半(前半しか見てない)
●見逃しorz度
ヌードルス
テニスコーツ
ROVO
ハナレグミ
EYヨ
中村達也
ピーズ
なんにせよ、
アーティストが自由に他のステージに入り乱れる、
1アーティストの持ち時間が長い、
涼しい、
ボーカルがよく聞こえる、
飯がそんな高くなくてしっかり市場原理がはたらいている、
トイレが死にたくなるほど有る、
ステージのコンセプトが明確、
うんこくさい、
しっこくさい、
めんどくさい、
など、
いいところいっぱいのフェスでした。
野外派なら間違いなくオススメでヤンス。
飛び入りは多く、
自分が見たのはエレキコミックやつい@ソカバン、LED加藤氏@ソカバン&七尾、竹内まりや@山下達郎、ピエール瀧@石野卓球、あと他にもGLAYのTERUとか色々あったみたい(北海道ですからね)。
あと、上記の通り持ち時間が長いので、遊びでやってくれる曲やカバーもなどもたくさんあり、当たり前ですが普通じゃ見られない、サービス万点のライブが見れるかと思います。
閣下のナマ蝋人形が聞けたこと、
(調べてみると、お前を○○にしてやろうかシリーズは、
・五月人形(ピエール瀧)
・ディスコ(テレフォンズ)
・エレベーター(9mm)
・ダッチワイフ(ビークル)
ってのがあったらしい。)
やっぱ野外だと言論も治外法権で、下ネタを含め、TVだと間違いなくNGなワードをたくさん聴けたこと(これぞあるべき表現)、
がいい想い出。
最後に七尾旅人さんのルー・リード「ワイルドサイドを歩け」カバー前のMCがかっこよ過ぎたので、メモしときます。本当にこんな感じの語り口調です。
「人生には選択が必要。
今日ここにくるのも選択肢の一つだったわけで。
(地面が台風でぐちゃぐちゃだったことを受けて)
事前に情報を得て、
LIVEにどうやって行こうか、長靴を履いて行こうか、って考えた。
その時僕は下駄を履いていた。
でも正直、どうでもいいと思った。
・・・気がついたら僕は札幌のABCマートの前にいた。
そこには色んなクツが売られてた。
長靴も売っていた。
でも僕はそこで下駄を買った。
下駄は2足になった。
ぼくはその下駄で今日やってきました。
ルー・リードは言った、アブない道を選べって、ね。」
フェスって終わるとほんと寂しくなるな。
とりあえずRSRと夏と北海道は最高だった。
金と時間が許すなら来年も絶対行きたいなというのがマジな感想。
寝ます。
(mixi日記より再掲、なんとなく思い出したから。)

戸張大輔 / 無題5

H、感じて、Dreamy...



90年代の関西地下音楽を象徴する、
ローファイ/スカムシーン(そんなものあったのかわからない、本で読んだだけだから)において、
一際異彩を放っていたとされるのがこの戸張大輔氏らしい。
90年代はまだガキだったし、
J-POPに没頭していたからまったく知らなかった。
→当然後聴き
そんな氏の評価としては、
山塚アイや山本精一、豊田道倫、直枝政広...etc...から大きく賛辞が送られている...
なんて言えば、だいたい雰囲気はお分かりいただけるでしょう。
特に氏のアルバムをremix誌のベストアルバムに選んだ山塚さんの「古代の叡智を感じる」
という評価はけっこう有名っぽい。
以下引用ですが、プロフィール。
"
戸張大輔:天才音楽家。
U2、チャラ、長渕剛しか聴いたことがないという。
チャラ に関しては人一倍うるさい。
山塚アイ氏がREMIX誌95ベストアルバムに戸張のカセット作品
『ファンタジー』を「古代の叡智を感じる」と選出。
豊田道倫氏が同作を G-SCOPE誌94ベストアルバムに選出。
同カセット、新宿ロスアプソンなど局地的に ヒット。
上記およびその周辺ごく少数に支持を集めたが以後連絡途切れる。
大学卒業 から数ヶ月後の今年7月、バンブルビーに20曲入りのカセットが戸張から送られてくる。
「NHKのラジオ深夜便を聞き終わった早朝聴いたんだけど全く違和感なかった」(談:豊田道倫)
つまりはスタンダードに成り得るというこっちゃ!リリースせな!
と周りの冷静な意見を押し切り
バンブルビー・レコード第5弾として12/10リリース決定!!
あんまり言いふらさんといてな。(金野:記)

"
とバックバクに期待を膨らまし、下の動画を再生すれば、
ハートを鷲掴みされること請け合いです。
戸張大輔無題5
この曲はアルバム「ギター」の中の珠玉の1作である。
同アルバムは、これだけではもちろんないが、
自分のiPodの再生回数ナンバーワンがこの曲なので、
のせてみましたよ。
そして同氏はこのアルバムリリース後、10年以上沈黙し、
2009年にアルバム「ドラム」をリリースしている。
その2009年の後半に私は「ギター」に出会い、
戸張氏に心を奪われた人間である。
だから「ドラム」は聴き始めだし、生の戸張氏のライブも見れていない。
だから、10万払ってもライブを、ナマを見たい、そんなミュージシャンなのです。
戸張氏に関しては
・神秘的なサウンドのせいか、自然と歌詞も神々しく聞こえるが、
 歌詞は意外とカジュアルなところ。
・ポップなところ。
・ギターが(テクではなく)上手なところ。
・ほか全部。
が好き。
要するに、子供の頃に迷子になったばあちゃんちのそばの夕暮れの森の中を思い出す。
これを思い出すとき、最高にアドレナリンが出ている俺の脳。
そういうことでございます。
ギター / 戸張大輔 (CD - 1999)

11/28/2010

さよならポニーテール / 思い出がカナしくなる前に

今風な感じがしたので


myspace見てて聴いた曲がこれ。
http://www.myspace.com/sayonaraponytail

思い出がカナしくなる前に
http://mediaservices.myspace.com/services/media/embed.aspx/m=106348732,t=1,mt=video
さよならポニーテール | Myspace Music Videos

曲は別にロックというわけではなく、
思い出すのはSmooth Aceや柴田淳などのような正統ポップスだったりする。
(割と好み。)
ただわざわざ醸している企画臭さや、
メンタリティは相対性理論やらPerfumeやらと通ずる、
Jポップの悪戯的な
はたまた邪悪な意味での「萌えカルチャー」とのリンクもしっかりなされた
(イラスト、曲やストーリーの終末感 etc...)
現代型のサブカルポップス。
PVにはTシャツがたくさん出てくるが、
BLACK FLAGやBAD BRAINS、「みらいレコーズ」(相対性理論の所属レーベル)のロゴTシャツや、
エヴァンゲリオン初号機、コムデギャルソン等明らかに狙い感バリバリの演出が、
ニクい。
myspace、インディーだからといって侮れず、
プロダクションは完璧で、
そこらへんの有線でかかっていても何ら違和感は無いと思うほど
完成度が高い曲が多い気がする。
正体が気になる。
個人的にはPVとかで出てくるイラストも好み。
なんだかブレイクしそうでしなさそうな予感。
もう飽和している感も否めない。

11/18/2010

美味ジャケ

全俺が選ぶ、ジャケット名選


PCを整理してたら、
大学のときに集めてたジャケットコレクションフォルダが出てきて。
そんなかに「BEST OF BEST」なる、
自分の中で大好きなジャケだけが厳選されて入っているフォルダがあった。
弁当屋の塩ジャケを食いながら、今日は火を吹かせてやろうと思う。
多少中2的な趣味をしていた事も存分に窺える。
Public Image Ltd. - The Flowers of Romance
Public Image Ltd. - The Flowers of Romance - 03
このジャケは今でも世界一好き♥
色合い、配列、表情、コントラスト。
すべてが美しすぎる。
内容がそこまでよくないのが残念。
内容的には、「Metal Box」が一番でしょう!
La Dusseldorf - Viva
La Dusseldorf - Viva
Neu!のジャケよりこっちのがセンスがいい。
音もこっちのが好き。
Affinity - Affinity
Affinity - Affinity - 00
マーカス・キーフの代表作。
色合いが良いなー。
インパクトのある写真ではないのに、じわりじわりと心に突き刺さる。
不思議。
Keith Cross & Peter Ross - Bored Civilians
Keith Cross & Peter Ross - Bored Civilians
Leon Russell - Song For You
Leon Russell - Song For You
Andrew W.K. - I Get Wet
Andrew W.K. - I Get Wet
最近のジャケットの中では優れて奇麗。
Hatfield And The North - The Rotters' Club
Hatfield And The North - The Rotters' Club
Kate Bush - The Kick Inside
Kate Bush - The Kick Inside
Joy Division - Unknown Pleasures
Joy Division - Unknown Pleasures
もうサヴィル関係のジャケットワークには、まったく感服するのみ。
Joy Division - Closer
Joy Division - Closer
こちらも同様。美しすぎる。
何かの解説にはジャケットと内容が著しく共鳴しているとか書かれてた。
Gastr Del Sol - Camoufleur
Gastr Del Sol - Camoufleur
このあたりは中2くさい。
でもすきだけど。音はもっとすき。
Public Image Ltd. - Second Edition
Public Image Ltd. - Second Edition
Gastr Del Sol - Upgrade & Afterlife
Gastr Del Sol - Upgrade & Afterlife
ヒプノシスワールド。ヒプノシスじゃないけど。
Frank Zappa - Hot Rats
Frank Zappa - Hot Rats
ド定番。
Bush of Ghosts - Electropica
Bush of Ghosts - Electropica
Colosseum - Valentyne Suite
Colosseum - Valentyne Suite
ヒプノシス。確か。
Blind Faith - Blind Faith
Blind Faith - Blind Faith
有名な作家の作品だった気がする。
Fleetwood Mac - English Rose
Fleetwood Mac - English Rose
Astrobrite - Pinkshinyultrablast
Astrobrite - Pinkshinyultrablast
キャバレーヴォルテールを思い出す。
シューゲイザー感がバリバリ。
Bloodthirsty Butchers - Birdy
Bloodthirsty Butchers - Birdy
自分の好みを思いっきり体現したようなジャケ。
Far East Family Band - Far Out
Far East Family Band - Far Out
同上。
John Frusciante - DC EP
John Frusciante - DC EP
ヒプッってるねー。
Auschwitz - Rule of Spirit
Auschwitz - Rule of Spirit
Friction - Skin Deep
Friction - Skin Deep
美しい。4AD、ファクトリー系のレーベルの匂いがするジャケット。
でかすぎてはみってばかりだった。

11/08/2010

SoundSeeping.com / SoundSleeping

テン世代は、羊なんか数えない。


今日はもう寝ようと思う。
明日朝一番で仕事あるので。
夜中に起きてなが〜い一日をすごそうと思う。
来週は、友人の結婚式。
大事な大事な友人。
そのためにもよ〜く寝ておかねば。
http://www.soundsleeping.com/
上記のサイトで、
睡眠のためのBGMをミックスできる。
単調でオーガニックなループサウンドが眠りを誘うのだという。
iPhoneはFlash見れないので使えないけど、
これを糞みたいにたれ流して寝ると、
マジですんなり寝付けたりする。
そんな、ミニマル環境音楽によるスリーピングプロモーション。
時代は2010年。

11/07/2010

七尾旅人 feat. Wildbirds & Peacedrums / Sessions

良いセッション速報


Hennessy Artistryにて七尾旅人 feat. Wildbirds & Peacedrumsによる
スペシャルセッション動画配信中でやんす。
http://player.vimeo.com/video/16078924?portrait=0&color=d3a80f

七尾旅人 featuring WILDBIRDS & PEACEDRUMS SESSION from Hennessy artistry on Vimeo.


やっぱこの人は即興のセンスがすごい。
七尾さん、
女性ボーカルと相性いいよなぁ。

Chara / CAROL

めっちゃええやん



旦那と別れたから・・・みたいな邪推が多いけど、
関係あるのかなー。
でも妙な解放感があるのは確か!
チャラ、渾身の最新アルバムです。
一曲目「Gift」から、何か違う。。。名盤の予感!
けっこう激しい、というか、
チャラってカフェミュージックと思っている人を蹴散らす!
感じ。
やっぱしこれも亀田誠治パワーなのかな?
亀田サウンドにはやられっぱなしです。
「スワロウテイル」の後くらいの2、3作が一番好きで、
前作は・・・まあまあ、って感じに思ってたんだけど、
これは本当にCHARAです!ってかんじの「らしい」曲がいっぱいです。
まだまだ今でも良い曲をもりもりつくってくれますね。
本当、超現役。
あ、ちなみに、
ちょっと意外だけどあふりらんぽのピカさんもTwitterで、
「CHARAさんのいっちゃん新しいCDめっっちゃええやん!」
ってつぶやいてた。
うん、この感じは、この開放感は、わかる気がする。
http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?lt1=_blank&bc1=000000&IS2=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=tjmhndrx-22&o=9&p=8&l=as1&m=amazon&f=ifr&md=1X69VDGQCMF7Z30FM082&asins=B002S0E0F6

Frosch / キッチンウォッシュ

デザインこそすべて



SEESAAブログ、よく落ちるなぁ。。。
さて、
この洗剤は有名かと思うので説明はしませんが、
なにしろ
・においがイイ! ・・・ソーダ味最高!
・手がアレない。
・デザインがかわいい。
のが素晴らしい。
逆に、
・洗浄力弱い!
・泡立ち悪い!
ですが、
うるせえ!
洗浄力なんてどうだっていいんだよ!
洗剤なんだから!
オシャレだったらそれでOKなんだ!
以下、説明。飲尿。いや、引用。
環境問題に厳しい国・ドイツ。ゴミの分別等は国家でもかなり以前から取り組んでいます。もちろん使用する洗剤にもとっても厳しい姿勢です。 (洗剤は極力使わないそうです。)
そんなドイツの主婦たちが選んだ洗剤がこれ!洗剤そのものも、容器も環境に有害な成分を一切使用していません。ドイツの家庭の30%以上が何らかのフロッシュ洗剤を使っているそうです。(排水後も19日間で98%が自然に還る界面活性剤(OECD試験法)を使用)

10/31/2010

吉田美奈子 / BELLS

さあ、クリスマスの時期がやってきましたよ



クリスマスソングが流れるシーズンがきましたね。
ジャンルとしてのクリスマスソングが大好きで、
昔はよくプレイリストや、カセットに特集組んでRECしてたものです。
マライア・キャリーの「恋人たちのクリスマス」が大好きなのですが、
それと反するマイナーさの吉田美奈子さんの「CHRISTMAS TREE」もまた
自分の中のド定番クリスマスソングです。
このアルバムの原盤は、1986年に3000枚限定でリリースされたもので、
通し番号が入ったかなりレアなものだったそうです。
もちろん自分の生まれた年に出たそんなアルバムを持っているはずもなく、
クイックジャパンの特集でこのアルバムを知り、
そのときに出ていた再発盤(CCCD)を即買いました。
クリスマスソングだけに絞ったかわった趣旨のアルバムです。
(コンピはあるけど、一人のアーティストでクリスマスソングだけってのは
けっこう珍しいですよね。)
予算の関係で3000枚ってことだったそうですが、
その割にはなんだか色々贅沢な作りになっていて、
曲もコーラスが美しくゴージャスな感じがします。
なんだか美しさを通り越してサイケデリックな趣すらありますね。
何年かしたら、
森田童子のあの曲のように、
超一般的になっているかもしれません。
毎年この時期になると一人で(泣)聞いてますが、
一年中聞く事はないので、いつ聞いても新鮮な感じがしてよいです。
名曲ぞろいだと思いますが、
特に「CHRISTMAS TREE」「DREAMING」が好きです。
CHRISTMAS TREE 吉田美奈子
暖まるなぁ。
なお、これはあまり知られていないですが、
ジャケットは大竹伸朗さん作です。
(意外な組み合わせですが、雰囲気はばっちり。)

10/30/2010

川本真琴 / 友達のように (豊田道倫)

ひとことひとこと噛み締めて聴く


川本真琴 友達のように(豊田道倫カバー)
川本真琴好きで、豊田道倫も好きだったので、
このカバーを知ったときは身震いがした。
カバーというのは時に原曲を超え、
また原曲を再発見させる力を持つけど、
豊田氏の歌の力を新たな側面から引き出したのがこのカバーだと思う。
ま、とにかくカワマコがかわいいのだ。
椎名林檎の「スピカ」カバーや、
Bank Bandの「トーキョー シティー ヒエラルキー」カバーみたいな、
名カバーあったら教えてください。

10/28/2010

さかな / 夏

未だに理解できない歌群



エマーソン北村氏プロデュースによる初期さかなの名作。
オルタナとオシャレのどちらの極端にも行かない、独特の立ち位置。
ジャケットもタイトルも時間もすべてあっさりしているのが味噌。
音については余分な要素をすべて排除し、
ポコペンさんの歌と西脇氏のギターを大幅にフィーチャーしている。
以前の作にあったような、
水の中のような流れるサウンドはなく、
ひとつひとつ弾けるような感じが新しい。
独特なコード進行・変調・歌詞・拍子はそのまま。
1991年というリリース期も気持ちいい。
売りである怪しさも満載だ。
急に現れる代名詞・固有名詞。
超短編小説のあらすじのよう。
一番大好きな曲が「ジークコール」。
この「ジークコール」もまったく意味は分からないが、
その未完結のセカイにどうも持ってかれてしまう。
さかなの歌には、ことばの意味は分からなくとも、
絶対的な何かがあるんだろうなと思わせる自信が満ちている。
しかしどうしてこうにもさかなは評価が低いのか・・・。
さかなの音源はあまりネット上にはないが、
意外にもiTunes Storeにあったので、試聴して味噌。
http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?lt1=_blank&bc1=000000&IS2=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=tjmhndrx-22&o=9&p=8&l=as1&m=amazon&f=ifr&md=1X69VDGQCMF7Z30FM082&asins=B000FQJ70I

10/25/2010

ERIKA / Destination Nowhere

女優。



沢尻さんの隠居前の作品。
正確には隠居のきっかけ後のシングル曲。
【PV】ERIKA - Destination Nowhere
ピーク時のhitomiのような、
90年代感溢れる名曲です。
1リットルの涙見て、
俺は大根役者だと思ってたけど、
女優としてはけっこう評価は高いみたい。
でも、シンガーとしての才能の方を買いたい。
シンガーの時の彼女はまさしく女優であると思う。
はっきりいって沢尻さんが歌ってなかったらこれ駄曲です。
それぐらいこんな偽りだらけの、軽い、しょうもない歌ですが、
さらりといやらしく歌い上げてしまうのです。
これの初回版を買った俺は、
勝ち組なのか負け組なのか。
答えはこれから。
http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?lt1=_blank&bc1=000000&IS2=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=tjmhndrx-22&o=9&p=8&l=as1&m=amazon&f=ifr&md=1X69VDGQCMF7Z30FM082&asins=B000VY11LM

10/23/2010

ya-to-i / menu

10年早かった。



Boredomsの山本精一、ムーンライダースのの岡田徹、Mansfieldの伊藤俊治らによるユニット。
(この組み合わせかなり珍妙。)
故「ミュージックライフ」誌の98年頃の山本精一氏インタビューにて
名前を聞いたのちしばらくしてCDを購入した。
(インタビューではおもちゃだけを使って曲をつくるユニット、と
 言っていたが、実際はそうではないと思う。)
POPの裏の帝王たちによる贅沢極まりない音楽4曲が詰め込まれています。
リミックスには、鈴木慶一、スピードメーター、益子樹。ごーか。
本当に極上。至高。
買った当初はあまり聴かなかったが、
今になって聴くと、
あまりにも2010年と同期してて色々驚かされる。
リリースは2002年だけど。
フーチャリスティックポップ!
中でも「空の名前」は名曲。
ボーカルはASLNの女性。
Cycle/ya-to-i
篠原ともえのプロデュースもしていた気がするけど、
ネット上を探してもその情報は見当たらない。
この匿名的な現代シティーポップス、
Chappieとかクチロロのアイドルソングが好きな人、はまる事請け合い。
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10/21/2010

七尾旅人 / 天使が降りたつまえに

天に召されるほどの名曲



旅人さんの曲で、何が一番かと言われると非常に答えにくいが、
このセカンドアルバムの中では、「天使がおりたつまえに」が珠玉だと思う。
実際ミクシィのアンケートでも、
同アルバムのディスク2でのナンバーワンは同曲でした。
初期のタビトさんの退廃的でメロディが溢れるようなあの感じから、
すこしドライになって、広がりを持ち出した「意識的」過渡期ならではの
突き抜けた感じがとても気持ちよい。
個人的には、初めて買った旅人さんのアルバム作品なので、
とりわけこの曲の印象というのは強い。
(アルバムって、何か1曲軸となる歌を見つけて、
 そこから深く聞き込んでいったり、しないですか??)
メロディーも演奏もボーカルも、
とてもきれいにまとまっている。
ターゲットはまったく絞られない。
万人。
まさしくPOP。
YouTubeなどにはアップされていないのですが、
以下のブログで聴けるみたい。
http://ameblo.jp/s019/entry-10417670932.html
まぁ、アルバムで聴くのが一番。
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DJ KRUSH featuring BOSS THE MC / Candle Chant (A Tribute)

クラッシュの黒い暴動



この曲は以前紹介したNHKのFM「ミュージックスクエア」で出会いました。
なので、かなり違和感のあることに、実家のJ-POPカセットの中に収録されています。
(全50巻ほどであります)
DJ Krush - Candle Chant [A Tribute]
ラップにはDragon Ashで入門したクチなので、
韻を踏まないラップを聴いたことで強く脳裏に印象づいた曲です。
名義はKRUSHのフィーチャリングですが、
ラジオではThe Blue Herbと紹介してたので、
完全に彼らの曲なんだと思ってました。
DJ KRUSHは当時、Dragon Ashとつながってたり、
ACOやTWIGYとコラボして「Tragicomic」をリリースしたりして、
(ACO, TWIGYとの曲はオリコン20位以内に入ってた記憶がある)
かなり売れっ子だったと思います。
この哀愁漂うトラックは確かにKRUSHらしい。
日本人らしい、とも感じますね。
んで何よりBOSS THE MCの訥々と語るようなMCイングは、
KRUSHのトラックと非常に相性がよく、
日本語のラップとして一つの新しい画期になっていると思います。
(当時から軽い日本語ラップが氾濫し始めた気がしますが、
 ビシッと一喝するようなヘヴィーさがあります。)
今はKRUSHもブルーハーブもほとんど聴きませんが、
今一度CDラックから引っ張りだしてみれば、
ハマってしまいそうな要素が盛りだくさんな気がする。
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10/20/2010

鴨田潤 / ひきがたり

イルリメだぜ



2年くらい前に衝動買いしたミニアルバム。
鴨田潤というのはイルリメさんの本名(?)なので、別名義での作品。
タイトルの通り、普段の活動とは一線を画した弾き語り作品で、
本当にアコギ1本で作っているので、
ラップの時よりストレートに言葉が入ってくる感じがする。
というか、
なんかじっくり聞いてたら、
フォークとラップで同じだね。
境界線ってどこなんだろ。
ってか、どっちもルーツとか原動力は、同じなんじゃない?
という懐のでかさ。
鴨田潤(イルリメ) "トリミング"
イルリメのアルバムだと「イルリメ・ア・ゴーゴー」が良いと思う。
マクドナルドのように「ひきがたり」とセットで食すると良いでしょう。
イルリメを一度聴いてそんな気にならなかった人も、
この盤を経由したら、
新たな発見があるかも。
(もちろん音楽としても)
※Amazon.co.jpには扱いなし!
*****
これは関係ないけど、イルリメつながりで。
イルリメのポッドキャストにあったやつらしい。
最高だー!!↓↓↓
Rollin' Rollin' 弾き語りバージョン(七尾旅人×やけのはら)
*****

10/19/2010

左とん平 / とん平のヘイ・ユウ・ブルース

文句なしに恰好良い



とん平&ビショップではなく、
左とん平のほう。
日本のJBって誰?と聞かれたら、
左とん平しかいないかもしれません。
寺尾聡も、西田敏行も、勝新太郎も、和田アキ子も、
グルーヴィーで素敵なシンガーだけどちょっと違う。
(というか土俵が違うか、、、)
画質は荒いんだけど、
この動画↓が一番迫力ある。
有名な曲だからけっこうアップされてるけど。
Tonpei Hidari - Tonpei no Hey You Blues
このトラック。誰が作ったか知らないが、イカしすぎてる。
とん平の振りもイカれてて、しびれる。
歌詞、胸に突き刺さる。
俺にとっては、
旅番組で全国の温泉を回り、
B級ドラマに出まくる俳優であったが、
このGROOOOOVE感、人は侮れない。
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七尾旅人 / LIVE @ 2010.10,17 静岡FreakyShow

一夜のバカンス


久しぶりのライブ。
七尾旅人さん。
とってもよかったです。
ライジングサン以来のTavito Nanao。
「billion voices」は僕の中で日本のロック史上最も
メッセージと方向性のはっきりしたアルバム。
(僕の中でね。)
終わりそうなあの感じ。
でも終わらないあの感じ。
終わらせない。
刹那。
未完成。
それが「夏」。
すべての音楽は等価であり、
あらゆる音の粒子が音楽の要素たりえる。
赤子の泣き声も、
サラリーマンのおっさんの歌い声も、
虫の声も、
雑音も、
宅録野郎のゴミみたいなロックも。
すべては「音楽」。
この2つをひしひしと感じるアルバムだ。
現に旅人さんの嗜好するインターネット、iPhone、ガジェット楽器、
twitter、DIY STARS、YouTube、USTREAM、・・・等々、
すべての現代文化がすべてそれに通じると解釈できる。
強くネット時代生まれの喜びを噛み締めることができた。
長らくマス評価的には不遇だったこの人が、
この時代に入ってようや「売れっ子」になっている。
とても忙しいそうなことを言っていたが、
それを語る表情がとても嬉しそうだったのは、
こっちも嬉しくなった。
(俄かファンですけど。)
ずっと旅人さんの表情を見てライブを拝見させてもらった。
時には小さな声で歌った。音を出した。
未完成の歌を持ってくるもんだから、
しかも何曲もやるから、
その場でどんどん新しい歌が生まれ、
アンド、旅人さんの言葉を借りれば、
歌が「育」っていく様を見た。
それはそれは儚い、
RECされてもいない物理的には一瞬の命であったけれど。
このライブこそが、まさにbillion voicesだ!って思いました。
***野暮コーナー***
セトリ覚えてる限り。
多分順番ぐちゃぐちゃ。。。

(一曲目忘れた・・・なんだっけ?)
息をのんで
airplane
I'm proud (華原朋美) 〜 虹 (電気グルーヴ)
シャッター商店街のマイルスデイビス
引っ越しする前の家に (未発表)
MIDNIGHT TSUTAYA (未発表)
Dorianソロ
shooting star (with Dorian)
どんどん季節は流れて
Rollin' Rollin'
夏祭り終わった おうちに帰ろう
1979、東京
私の赤ちゃん
あたりは真っ暗闇
one voice (もしもわたしが声を出せたら)
リトル・メロディ (未発表)
I Wanna Be A Rock Star
[encore]
********
「アコギ1本あればいいじゃん」という台詞がかっこよかった!
・・・かっこよすぎた!
確かに(サンプラー等を除いて)アコギ1本であの空間を作り出すのは、
すごいとしか言いようがないよ。
airplaneはいつ聴いても泣ける。。。
いま、世界最高のアーティストです!

10/17/2010

はちみつぱい / センチメンタル通り

日本語でしか出せない音


]
映画「ゲゲゲの女房」の主題歌はムーンライダースと小島麻由美に決まったそうで、
本日PVがYouTubeにアップされていたので、↓
ムーンライダーズ feat. 小島麻由美「ゲゲゲの女房のうた」
この楽しそうな雰囲気がとてもいいですね。
曲も、ゲゲゲって感じがする。
依然メジャー度の低いライダースですが、
これで少しはじけるかな。
NHK絡みになりますが、
高校の時にNHKの深夜番組で佐野史郎司会の「アングラフォーク特集」みたいなのがやっていて、
全4〜5回かなんかの特集だったと思うのですが、
これをロングスリーパーな俺は無理して見た記憶があります。
(かなり前なので記憶は朧げですが、
ばちかぶりの田口トモロヲとか町田康も出てたような。。)
あと大瀧詠一さんの動画が出るということで、
気になって見た気がする。
(大瀧さんは写真・動画等ほとんど出ていない。。。)
佐野史郎の愛もしっかり感じられた。
そこでかかったのがムーンライダースの前身バンド「はちみつぱい」の『塀の上で』でした。
これだけははっきり覚えています。
鈴木慶一さんがピアノを弾きながらぼそぼそ歌っている映像は今も離れません。
塀の上で-はちみつぱい
ちょうどこんな感じの映像だったと思います。
身震いしますね。
あがた森魚さんの『大寒町』も同じような感動を覚えた記憶があります。
慶一さんの声もさることながら、
バック演奏のムーディー&ロマンティックさも心弾かれます。
歌詞の目線が人間ではないような不思議さも独特の雰囲気作りに一役買ってますね。
『塀の上で』というこの曲は、
短命だったこのバンドのラストコンサートの最終曲だったそうです。
アルバムには『君と旅行鞄(トランク)』という素晴らしいシングル曲や、
もっとポップな雰囲気の曲もあるのですが、
少し地味といえなくもないこの『塀の上で』が珠玉の気がしてなりません。
あと、なんか短編小説集みたい。
はっぴいえんども素敵だけど、
あがた森魚とかこういう暗めの、
湿度と密度の高い日本語ロック/フォークの方が断然好み。
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ギターウルフ / ラーメン深夜3時

タイトル発→ラモーンズ着



ラーメンを深夜3時に食うこと、
けっこうある。
ラーメンってのは不思議で、
アルコール後の多少気分の悪いときでもなぜか食べたくなる。
だから何?
歌詞になんの意味もありゃしない。
それもそのはず、
かっこいいタイトルを決めて、
それにそって曲を作っていくという作曲法なのですから。
深みも比喩も主張もない。
曲としては至極シンプルなまさにロック。
というかラモーンズ。
コードも数コードのみの使用。
音質は最悪でめちゃくちゃザラザラ。
これだけジャンルが多様化し、
テクノロジーが発達している時代に全くの進歩なし。
なのに、ギターウルフにしかつくれない音。
国宝。
ギターウルフ/ラーメン深夜3時Guitar wolf
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キリンジ / Love is on line

21世紀型の歪んだラブソング



キリンジの「Dodecagon」というアルバムに収録されている曲。
タイトルを訳してしまうと「愛はオンライン」。
(なんだか歌謡曲のようで、「オンライン」というワードが浮いて笑える。)
「on line」というワード以外に、
キカイ用語の直接的な描写はないが、ネット上の恋愛の歌。
恋愛といっても、
遠距離恋愛で彼氏が遠くにいるからSkypeで..チャットで...みたいなのは、
キリンジはもちろん書かない。
これは<一方的な>恋愛の歌、というか、
<出会い系>の歌。
「ヒトだけが眠れない夜」の「ヒト」というのが、
これだけ文明が発達しても、中身は動物「ヒト」であり、
欲望に身を任せ、自然に反して、
性欲が睡眠欲を上回り朝まで眠れず出会い系にアクセスし、
勝手な妄想恋愛に没頭する男の愚かさを、
キリンジらしく一歩引いた所から冷ややかに描写するのが気持ちよい歌です。
でもそんなテーマでも、さらりと美しいバラードに仕立て上げてしまうのが、
キリンジの流儀。
コニクイですね。
さすが評論家の宮﨑先生が絶賛するわけですな。
なにはともあれ、キリンジ兄の歌詞は、
色々な暗喩が隠されまくっているので、
歌詞を見て色々想像(=妄想)するだけでも楽しい。
キリンジの歌詞は本当、一筋縄では行かないです。
この曲、キリンジの曲の中でも歌詞は一級品ですが、
メロディーも相当良いです。
『君は女ですか 女の振りかな』
『フォントが滲む』
『指先から伝わる愛』
こんな歌詞にビビリと来た人はぜひ。
kirinji "love is on line"
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10/15/2010

さかな / 光線

ベスト盤としか思えない



「さかな」というバンドをご存知でしょうか?
さかなクンじゃないよ。
どうも「こんな音楽」と表しにくい不思議なバンドなのですが、
なかなかメディアで見かけることがなく、
知名度はかなり低いのではないでしょうか。
自分が今まで「紙」で見かけたのは、
「ミュージック・マガジン」誌の「男と女」特集に、
無理矢理はめ込まれていたのを見たくらい。
「ロッキング・オン」や「クイック・ジャパン」といったカルチャー誌で
見かけた事が一度もありません。
ということで(?)、
流行り廃りとは少し距離を置いた場所で、
マイペースに曲を作る良いバンドです。
曲も超独自路線。
自分の中では非常に思い入れのある大好きなバンドであり、
リリースされているほとんどのアルバムを大学生時代に購入しました。
版元の倒産などにより入手困難になったものも、
駆け回って集めた記憶があります。
特に学生時代住んでいた地区のとある倉庫で
さかなのアナログ盤が大量に発掘されたことがあり、
かなり貴重な盤を廉価で入手したこともあります。
色々な逸話もあり、
・YBO2の北村昌士氏のレーベル「SSE」からも作品を発表。
 (たこの編集盤などを出したレーベル。今はない。)
・ボーカルのPOCOPENは元ゴーバンズ。
あ、大した逸話じゃないね。
そんなさかなのアルバム群の中でも、
聴きやすさも曲の質も、バンドとしても一体感も、
そして入手困難度も最高な1枚が「光線」。
ジャケットは「LE RAYON SAKANA」と書かれてあるのみ。
後のアルバムでセルフカバーされたり編曲されるものも入っています。
本来僕はさかなの音楽は肌にあいません。
基本的にかなり捻られたメロディーなのですが、
そのせいか、ギターの音とかコード進行が少し苦手なのです。
でもそれが逆に病みつきになっています。
たとえは相当悪いですが、
自分の臭い靴下のにおいを嗅ぎたくなるような、あの感じ(違うか)。
本当、毒のあるサウンドだと思っています。
(子供の頃苦手だったのがユーミンの曲なのですが、あれに近い。)
でも「光線」は何かそういう毒素とはかけ離れた、
非常にストレートな曲を聴く事ができます。
(そういう意味では入門編かも。)
とても穏やかな午後のひとときを切り抜いたようなアルバム。
POCOPENの声も相変わらず包容力があり、
ギター西脇氏の演奏もレンブラントのような煌めきを帯びてる。
西脇氏のギターは本当に癖があって、
その魅力はソロ「森 (La Foret)」で堪能できると思います。
でもこれだけ良いアルバムが、
未だにずっと廃盤であるのが大変惜しいですが、
これだけ音楽がデータとして空気のように行き交う時代、
ある種、裸のラリーズのCDのように、
本当に欲しい者のみが手に入れることができる、ような、
高嶺に咲く盤があってもよいと思うのです。
(だいたい市場では10000〜25000円くらいっぽいからそんな高くないけど。)
SAKANA [ Rockin' Chair ] live at MANDA-LA2 10/01/31
ジャズロックだとか、喫茶ロックだとか、ブルースだとか、
色々形容しようはあるけど、ズバリ「ロック」でしょう!
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10/14/2010

初恋の嵐 / 真夏の夜の事

アルバムジャケットが最強、に異議は認めない



いつものように自分のことからですが、
初恋の嵐は新宿のLOFTで行われた「新宿ミーティング」なるイベントの
コンピアルバム「新宿ミーティング01」で初めて聴きました。
このアルバムを買った目的は、、、スキマスイッチだったかな(笑)。
まあコンピなんで、
スキマスイッチとか穴奴隷とかニーネとか、
いいバンドがたくさんはいってるんですが、
その中でも一際重厚な演奏をしていたのが初恋の嵐。だと思う。
初恋の嵐
って名前聴くと、
「ロビンソン」か「スピッツ」どっちがバンド名?
ってな時代を思い出しますな。
演奏が、とっても太い。
太いんだけどスリーピース。
ボーカルの西山さんは、
僕がしっかりと初恋の嵐を聴き始める前に亡くなっている。
なので、もう新しい音源を聴くことができません。
そういう前提で聴き始めた音楽だから、
すごく終末感を噛み締めながら聴いてしまったけど、
そんな気持ちを打ち破るように一曲目「初恋に捧ぐ」が流れる。
明るい、
なんか終わらない気がする。
今でも最後の曲まで、僕は通して普通に気持ちよく聴けます。
でも聞き終わった後、やっぱ少しずつじわじわと悲しくなってきて、
ああ、やっぱりこのバンドはもういないんだなと強く感じるようになります。
それはこの『真夏の夜の事』の持つ、特殊なパワー。
というかこの曲に込められたパワーがすごい。
真夏の夜の事
(野暮ですが、このPVは緒川たまきさんと山本太郎さんが出演!!!!
超豪華過ぎだしっ! いいPVだし、二人とも大好きな俳優さん!! 最高!!)
勝手な事を言えば、
なんとなくこの曲を中心にこのアルバムが構成されているようにすら感じる。
これは想像のストーリー 意味など無い
想像のストーリー
これは想像のストーリー などでは無い
真夏の夜の事

こんな歌詞で終わる。
嗚呼。
でも最後の最後に力強く「などでは』と歌う西山さんの声。
限りなく身にしみる。
マジで「渾身」という感じ。
この一節で痺れます。
このアルバムのピーク。
なんとなく歯切れが悪いようで、
見事にまとまったアルバムの中の1曲。
20歳で出会えて良かった。
(あとアルバム内の『nothin'』のギター、最高っす。)
アルバム、聴いてみそーーーーー!
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フレネシ / メルヘン

コピーのまたコピーは本物だった!?



ゼロ年代は模倣であることを力強く開き直るというのが、
一つの表現のスタイルとして一般的になったと強く感じることが多かったのですが、
その更に一歩向うには、もっとすごいヤツがいました。
その名も"フレネシ"。
「80年代以降の音楽はすべて焼き直しだ!」
みたいな乱暴なことを言うクリティック方もいらっしゃるようですが、
(中には60年代で音楽の発展は終わったとかいうことも聴きますが....)
まあ昨今のリバイバルロックを聴いていれば、
模倣がよいか悪いかは別として確かにそれは事実ではあるでしょう。
んで、そんな時代の飽和感とも相まって時代のイコン(遺恨!?)になりそうなのが、
フレネシ。
アートワークは70年代アニメやドラマの模倣。
をした00年代(タナカカツキさんとか)を、
少し距離を置いて俯瞰しながら少し小馬鹿にしたような模倣。
と一筋縄では行かない。
音楽ももちろん、レトロ風。
を通り越した80’sポップス。
の更に派生系であるJ−POP。
の模倣。
(パクリではない、模倣。
もちろん模倣という表現自体が開き直り。)
というか、
相対性理論みたい。
とにかくすべてが模倣。
模倣のツギハギ。
ツギハギも、ツギハギし過ぎれば、
どこが模倣なのか分からなくなります。
ということで、一周してモノホンへ。
というかよく考えれば、
古今東西のロック音楽の巨大なアーカイブ?
でもちゃんと耳を澄ませば、
やっぱり極上のフレンチポップなんだぜ?
だから、賛成。
フレネシ「覆面調査員」PV
そして名前さえも「フレシネ」の模倣...?
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10/12/2010

住所不定無職 / あの娘のaiko

名前のイカツさが、だんだん可愛く



最近豊田道倫ばかり聴いているのですが、
そこから派生してアコースティックで
手作り感のある音楽を好むようになってきました。
あと歌詞も妙に気取ったのではなくて、
とてもカジュアルな、洗練されない文句を
いやみの内容に歌い上げるものが気持ちよい。
疲れてるのでしょうか?
あまり重いものは要りません。
プロダクション臭いのは、なんか少しずつ受付けなくなり。
住所不定無職は名前だけは知ってたけど、
もっとガレージっぽい曲しか聴いたことなかったので、
このフォーキーな感じは意外でした。
別に嫌いじゃないけどなぜか手が伸びませんでした。
(名前のせい??)
「あの娘が歌うaikoが好き♩」
と淡々と歌い上げるのは、
歌詞的には主体は男の子なんだけど、
歌っているのはロリータボイスのかわいい女の子。
っていう設定だけでもいいんだけど、
「僕はあの娘が嫌い」
「あの娘が歌うaikoが好き」
ってのがなんともね。。。
いいじゃないですか!!!
住所不定無職の音楽は最近初めてしっかり聴いた。
だからアルバムも何も手元にないけど、
とりあえず今度友達の結婚式があるから、
そのときに、東京で買おうと思ってます。
なんか「東京」感のあるバンドだから。
↓聴いてみてくり。
住所不定無職『あの娘のaiko』
豊田さんVer.
豊田道倫 『あの娘のaiko』 (住所不定無職cover) Live at UFOCLUB (10-03-22)
川本真琴にも歌って欲しい!
絶対あうと思うんだけどなー。
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yes, mama ok? / コーヒーカップでランデヴーって最高よ

エアギターの人、で済ますな



金剛地武志が最初地上波に出ると聴いたときは興奮したものです。
なんかの予告で「エアギター世界制覇したあの男が!」見たいな文句が出てきたので、
おおお!と思いまして。
大学の友達にも、見ろ見ろ言ったんだけど、
やっぱ誰もしらねー。。。
スペシャを見てた俺にとっちゃ、
ブライアン、宇川、You the Rock並みの偉人なのになァ。。。
まあ、そんなわけで、二度ブレイクをした金剛地先生ですが、
一度目の時のピーク時の曲がこれ。
(実はプレミアついてる♥ラッキー)
アルバムでは、過去の焼き直しパワー全開で、
バグルスのカバーなんかもやっていて、
あの時代にバグルスっていうセンスに度肝を抜かれた。
(今なら時代に超シンクロしてるけどさ・・・当時は「ダセー」だよね)
んんで、今聴いてもまったく新鮮。
こびてないし、オリジナリティあるコピーバンドみたいな。
そういう意味ではやっと金剛地の先取りしすぎた時代を
我々が今貪っている、ということなのかねえ。
「スッキリ」とかも出てたよね。
極楽加藤との絡みもよかった。
控えめだけど、いろんな才能のある人。
憧れる。
yes, mama ok?/コーヒーカップでランデヴーって最高よ
http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?lt1=_blank&bc1=000000&IS2=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=tjmhndrx-22&o=9&p=8&l=as1&m=amazon&f=ifr&md=1X69VDGQCMF7Z30FM082&asins=B00005EMBA

プラハデパート / バードストライク

プラハの怪しい春



プラハデパートのアルバム「右往左往」から。
バードストライクってのは、
飛行機の翼のエンジン機構に鳥が入り込み、
小さな爆発を起こすだかなんだかそんな現象の名前ですが、
(ちょっと前に少し話題になった)
なんともそのイメージ通りの怪しい不気味な感じがかっこいい。
名前もジャケもなんだか80年代な怪しさ満点で、
個人的にはドつぼなんですが、
いかがでしょうか?
演奏もかっこいいね。
バードストライク:プラハデパート

10/11/2010

休みの国 / マリー・ジェーン

仕事の国から。



休みなのにしごとしながら書いてますが、
休みの国に行きたいなと思いながら聴いてます、休みの国。
いい気分だなー。
ジャックス好きからは有名だと思うけど、
一般的な知名度は相当低い、のかな?
ちなみに実家の母はフォーク好きなので、名前だけ知ってました。
名前からしてヒッピーを想像してみる。
ちょうどつのだひろのストロベリー・パスが
「メリージェーン〜」を出した頃と同じくらいなのかな。
勘で言いますけど。
この頃メリー・ジェーンが流行っていたのかな。
まあそのストロベリー・パスもそうなんだけど、
この時代のサイケデリックなギターは本当に気持ちがよい。
ほれ、↓こんなカンジの。
Strawberry Path The Second Fate
休みの国の「マリー・ジェーン」もまったく古くささを感じさせない
洗練されたサイケの名曲。
乾いたボーカル&ギター&ドラムが、
ジャケットの砂漠&駱駝のイメージに重なる。
実はオルガンも入っているが、なんだか全体的に簡素な感じがする。
仰々しさはない。
かくいう自分もこのバンドのことは何も知らないのですが、
どうやらこの曲の入ったアルバム以外は廃盤だそうで、
そんな情報を聴くとうきうきしてきますね。
ビートルズの「ラバーソウル」が好きな人、おすすめ。
ちなみにこの曲はYouTubeになかったので、
もっと有名な「追放の歌」で。
追放の歌 [休みの国]
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三洋電機 / NEW eneloop tones 充電式ニッケル水素電池(単3形8色カラーパッ ク)

三洋△!




三洋電機はいいものをつくるのに、
どうしても三流イメージがつきまとってしまう。
もうこれはどうしようもなくロゴのせいもあると思うが、
個人的には実直な感じが好みなので、
ICレコーダーと扇風機と電池はサンヨーさんよ。
そんななかでも、
「eneloop」だけはビームスとコラボしたりしていて、
激アツである。
充電池は以前トップバリュのを使っていたのだけれど、
あまりに劣化が早いので、
見た目のいいエネループにかえた。
そのとき比較した当時松下の「エボルタ」、
これはないわーってくらいださい。
EVOLTAくんはかわいいけどね。
本当松下って、いい意味で日本臭い。
最近じゃ「eneloop lite」なんつう廉価版も出たりしていて、
かなりアグレッシブな印象。
ライバルは「エボルタ」と、
エレコムの「AN ECOL.」、

んで、最強アップルの「Apple Battery Charger」

う〜む、ただの電池だし、
誰にも見られることもないのだけれど、
このバリエーションとこだわりよう。
不思議。
まあとにかく、この「eneloop」のカラーバージョンには心をうたれた。
乗り換えはしない。
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