2/13/2013

Fred Frith / Some Clouds Do



Henry CowのFred Frithの実験色の濃い諸作の中でも、やたらとポップな印象を受ける「Cheap at Half the Price」。意味不明なタイトル・歌詞が並ぶが、曲はけっこう真っ向からポップに向かって行ったような印象を受ける。
突然段ボールとの共作で名前を知ったのだが、なるほど納得、このチープさと外れた感じ、でも常にPOPであることを厭わず、音の快楽を追求する。両者に共通するロックであり、この邂逅は必然であったことを思わせる。
ところでこの作品を聴くとどうしてもSnakefingerを思い出してしまうのだが、もう1つPrimal Screamの「Pills」を思い出してしまう。まったくオマージュ等ではないのだろうけど。でも「Pills」にも80年代のロックのヒリヒリ感があっていいですね。




Cheap at Half the Price
Cheap at Half the Price
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Fred Frith
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