12/06/2010

戸張大輔 / 無題5

H、感じて、Dreamy...



90年代の関西地下音楽を象徴する、
ローファイ/スカムシーン(そんなものあったのかわからない、本で読んだだけだから)において、
一際異彩を放っていたとされるのがこの戸張大輔氏らしい。
90年代はまだガキだったし、
J-POPに没頭していたからまったく知らなかった。
→当然後聴き
そんな氏の評価としては、
山塚アイや山本精一、豊田道倫、直枝政広...etc...から大きく賛辞が送られている...
なんて言えば、だいたい雰囲気はお分かりいただけるでしょう。
特に氏のアルバムをremix誌のベストアルバムに選んだ山塚さんの「古代の叡智を感じる」
という評価はけっこう有名っぽい。
以下引用ですが、プロフィール。
"
戸張大輔:天才音楽家。
U2、チャラ、長渕剛しか聴いたことがないという。
チャラ に関しては人一倍うるさい。
山塚アイ氏がREMIX誌95ベストアルバムに戸張のカセット作品
『ファンタジー』を「古代の叡智を感じる」と選出。
豊田道倫氏が同作を G-SCOPE誌94ベストアルバムに選出。
同カセット、新宿ロスアプソンなど局地的に ヒット。
上記およびその周辺ごく少数に支持を集めたが以後連絡途切れる。
大学卒業 から数ヶ月後の今年7月、バンブルビーに20曲入りのカセットが戸張から送られてくる。
「NHKのラジオ深夜便を聞き終わった早朝聴いたんだけど全く違和感なかった」(談:豊田道倫)
つまりはスタンダードに成り得るというこっちゃ!リリースせな!
と周りの冷静な意見を押し切り
バンブルビー・レコード第5弾として12/10リリース決定!!
あんまり言いふらさんといてな。(金野:記)

"
とバックバクに期待を膨らまし、下の動画を再生すれば、
ハートを鷲掴みされること請け合いです。
戸張大輔無題5
この曲はアルバム「ギター」の中の珠玉の1作である。
同アルバムは、これだけではもちろんないが、
自分のiPodの再生回数ナンバーワンがこの曲なので、
のせてみましたよ。
そして同氏はこのアルバムリリース後、10年以上沈黙し、
2009年にアルバム「ドラム」をリリースしている。
その2009年の後半に私は「ギター」に出会い、
戸張氏に心を奪われた人間である。
だから「ドラム」は聴き始めだし、生の戸張氏のライブも見れていない。
だから、10万払ってもライブを、ナマを見たい、そんなミュージシャンなのです。
戸張氏に関しては
・神秘的なサウンドのせいか、自然と歌詞も神々しく聞こえるが、
 歌詞は意外とカジュアルなところ。
・ポップなところ。
・ギターが(テクではなく)上手なところ。
・ほか全部。
が好き。
要するに、子供の頃に迷子になったばあちゃんちのそばの夕暮れの森の中を思い出す。
これを思い出すとき、最高にアドレナリンが出ている俺の脳。
そういうことでございます。
ギター / 戸張大輔 (CD - 1999)

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