10/17/2010

はちみつぱい / センチメンタル通り

日本語でしか出せない音


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映画「ゲゲゲの女房」の主題歌はムーンライダースと小島麻由美に決まったそうで、
本日PVがYouTubeにアップされていたので、↓
ムーンライダーズ feat. 小島麻由美「ゲゲゲの女房のうた」
この楽しそうな雰囲気がとてもいいですね。
曲も、ゲゲゲって感じがする。
依然メジャー度の低いライダースですが、
これで少しはじけるかな。
NHK絡みになりますが、
高校の時にNHKの深夜番組で佐野史郎司会の「アングラフォーク特集」みたいなのがやっていて、
全4〜5回かなんかの特集だったと思うのですが、
これをロングスリーパーな俺は無理して見た記憶があります。
(かなり前なので記憶は朧げですが、
ばちかぶりの田口トモロヲとか町田康も出てたような。。)
あと大瀧詠一さんの動画が出るということで、
気になって見た気がする。
(大瀧さんは写真・動画等ほとんど出ていない。。。)
佐野史郎の愛もしっかり感じられた。
そこでかかったのがムーンライダースの前身バンド「はちみつぱい」の『塀の上で』でした。
これだけははっきり覚えています。
鈴木慶一さんがピアノを弾きながらぼそぼそ歌っている映像は今も離れません。
塀の上で-はちみつぱい
ちょうどこんな感じの映像だったと思います。
身震いしますね。
あがた森魚さんの『大寒町』も同じような感動を覚えた記憶があります。
慶一さんの声もさることながら、
バック演奏のムーディー&ロマンティックさも心弾かれます。
歌詞の目線が人間ではないような不思議さも独特の雰囲気作りに一役買ってますね。
『塀の上で』というこの曲は、
短命だったこのバンドのラストコンサートの最終曲だったそうです。
アルバムには『君と旅行鞄(トランク)』という素晴らしいシングル曲や、
もっとポップな雰囲気の曲もあるのですが、
少し地味といえなくもないこの『塀の上で』が珠玉の気がしてなりません。
あと、なんか短編小説集みたい。
はっぴいえんども素敵だけど、
あがた森魚とかこういう暗めの、
湿度と密度の高い日本語ロック/フォークの方が断然好み。
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