9/22/2010

John Wiese / Soft Punk

ノイズを操っておる...

このノイズはここ、あのノイズはこのタイミング、、、という具合に、
ノイズの適材適所を知り尽くし、
「ハーシュ」を「エクスタシー」に変える魔法を使えるミュージシャン(?)、
それがJohn Wiese ――だと勝手に思っている。
John Wiese - East River Park
冒頭に書いたとおり、本当にノイズを操っている。
適当に出している音では、絶対ない、
そう思わされるだけの充実した、計算された何かがある。
サンプリングであればともかく、
工場で何かを切削するような音や、
金属をチェインソーとハンマーでぶち砕くようなこの定義し難い音を
これだけ自在に想いのまま操るということは、
並大抵の感覚でできるものではない。
どれだけギターを流暢に弾くよりも、
ある種、難しいのではないかと思う。
音のファクターを見ても、総体を見ても、
どこまで行っても決してPOPではない、永遠のオルタナティブ。
だけど当の本人はまるでPOP職人のように丁寧に音を紡ぐ。
この音が好き、とかそういうことより、
存在していることに意義を感じる。
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