9/20/2010

カーネーション / LIVING/LOVING

磨きのかかる不良っぷり・あらくれ
Carnation - Living Loving.jpg
カーネーションの新作「Velvet Velvet」が発売になった。
カーネーション、ついに2人になっての初のアルバムである。
が、シングル「ジェイソン」も相変わらず甘いかっこいい曲で、
前向きに新カーネーションを受け入れたくなる。
先日までの風邪も治ったので、
今からタワレコまで足を伸ばし買いに行こうと思う。
「LIVING/LOVING」発売前のメンバーチェンジの際も
ああ、カーネーションが変わっちゃうな、と思いながら
この「LIVING/LOVING」を聴いた記憶がある。
でもやはりカーネーションは、僕の密かな期待を裏切らなかった。
一曲目の『やるせなく果てしなく』を聴いてもうグッときた。
そのころ僕は洋楽・若手に心酔していた記憶があるが、
これを聴いて邦楽・オッサン(いい意味で)に耳を傾けることが多くなった気がする。
私もまだ弱冠齢23であるが、この渋さはやはりキャリアあってのものだと思う。
そして心配無用どころか、「LIVING/LOVING」は僕の一番のフェイバリットになった。
ちなみにオッサン向け雑誌「ミュージックマガジン」のその年のベスト10みたいなやつに、
このアルバムは当然のようにランクインしていた。
確か2位くらい。
1位はバッファロードーターだったか。
完全なるマイペースを手に入れたカーネーション。
「流れがいいのよ」とは知人による同アルバムの評であるが、
これに尽きる。
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